地盤改良
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地盤改良のゲンバに行ってきました。
地盤改良とは家を建てる地盤を強くするために行います。
土地を目で見ただけでは家を支えられる地盤かどうか分からないので、まず計画段階で地盤調査を行い、家を建てる地盤の種類や耐力を調べます。
そしてその地盤の種類や耐力に合わせて基礎の設計や地盤改良の有無を決めます。
調査の結果が軟弱な地盤の場合は地盤改良を行います。
今回行ったのは表層改良という方法です。
建物を建てる範囲よりも少し大きい範囲の地面全体を建物を支えられるように改良します。
◆今回の表層改良方法◆
・用意するもの
地盤改良用のセメント
混ぜるための重機
①地盤改良用のセメントを改良範囲にあける

↑これ1袋で1tあります。今回は8t使います。

②改良範囲の土とセメントを重機で混ぜる


土に含まれている水分が少なければここで水も一緒に混ぜます。今回は水は加えずに行いました。
水とセメントが反応して固まり地盤が強くなります。
③良く混ざったら整地・転圧します

これで今回の地盤改良は終了です。
※セメントの量や改良の地盤厚は事前に業者に調査・設計してもらいます。
家を建てるうえで地盤は一番大切です。地盤がしっかりしていないと家が傾いたり・沈下したり、基礎や壁にヒビが入ったりと家を幾ら頑丈に設計しても様々な問題が発生します。
目には見えませんが基礎の基礎。地盤調査の大切さを実感しました。
平林