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アトリエDEF通信

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栗駒山の麓へ

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アトリエDEF
八ヶ岳営業所

こんにちは

そろそろ葉っぱの色が変わり始めた八ヶ岳です。

家の裏の栗の木から栗がコロコロ落ちてきます。
まだまだ夏野菜も採れますが、そろそろ秋の味覚を味わいたい今日この頃です。

さて、先日、社員研修で宮城県の栗駒山の麓にあるくりこまくんえんさんに
お邪魔しました。

くりこまくんえんさんはDEFにとってなくてはならない木材を
山から伐採し、燻煙方法で処理をし、製材してくださっています。

会社の名前にも入っている“くんえん”

この燻煙方法とはどのようなものなのでしょうか?

まずは大きな燻煙窯の中で木材を乾燥させます。

2722.jpg

燻煙窯の中には4つの穴が下方にあいており、そこに木材の端材を入れ
火をつけます。

これは端材が流れているところ。ベルトコンベアーの様なもので運んでいました!

2699.jpg

その時に出る煙で、木を燻製にするのと同じ要領で処理します。

1つの穴に入れた端材は約3日間で燃え尽きます。
4か所、時間差で火をつけると、大体10日間燻煙処理をすることができます。

窯の中は平均して50~70℃。

想像していたより低温なんだと思いました。

高温で乾燥させると、木材の芯が割れてしまったり、木の色がきれいに出てこないそうです。

10日間経った後は3日ほど冷却期間をおいて、窯の外に出します。

ここまでで木材の中の水分の量(含水率と言うそうです。)が40%まで下がります。

ここからは天然乾燥をします。

そうです。文字通り自然に戻す事をします。
雨風の当たるところに3ヶ月ほど置きます。

2694.jpg

すると含水率が20~25%まで下がります。

2713.jpg

なぜこんなことをするのでしょう?

私は、雨の当たるところにおいておいたら、また水を含んでしまうのではないかと
思っていました。

しかし、山から切り出した木材。
今までは大地から沢山の水分を吸い上げて成長していました。

春の間伐作業の時にも体験しましたが、切ったばかりの木は水を含んでいてとっても
重いのです。

そんな木材を、燻煙窯の中にいれ、乾燥させました。

木の気持ちを考えてみましょう。。。

水が欲しい。。。。

そう思っているに違いありません。

水が欲しい時には水をあげる。

これがその天然乾燥方法です。

燻煙した後の木材を少し元の環境に戻してあげる。
こうすることによって、きれいな木目を維持できるそうです。

2719.jpg

こうして丹精込めて製材までしてくださっているくりこまくんえんの皆さん。

あまり見る事のできない貴重な体験、ありがとうございました。

そんなこんなで八ヶ岳に戻ってきた数日後。

朝、ラジオで木について話をしていました。

来月式年遷宮を行う伊勢神宮。

伊勢神宮で使う檜は、植林する時は3000本。

これに間伐を何度か重ね、最終的に100本にするそうです。

なぜでしょう?

3000本植えたのだからみんなをちゃんと育てて全部使えるようにしたらいいのではないか?

そう思いますよね。

しかし、木も生きているのです。

伊勢神宮で使うような、太くて丈夫な檜に育てるためには、木同士を競争させなくてはならないそうです。

太陽を浴びるために上に上に伸びていく。

このままだとひょろっとしてしまいます。

だからある程度大きくなってきたら、今度は横にも広がってのびのび成長できるようにしていく。

これが間伐作業です。

人間も木も一緒です。

周りと競争して、支えあって、生きていく。

そんなこんなで木の事を考えた1週間でした。

2837.jpg

秋になるにつれて、もっともっと変化していく自然。

日々の発見が楽しみです。

yukari

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