栗駒研修~山への恩返し②
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遅くなってしまいましたが、栗駒二日目の様子をお伝えします。
朝陽まぶしい中で朝礼。
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山に入る道を作るところから始まりました。
DEFの看板にもツタがからまっています。
一年でここまで伸びる植物の生命力には感服です。
刈払いチームは作業道を作りながらひたすら下草とツタを刈っていきます。
原村エコラの森とは違ってとてもツタが旺盛のため
たびたび刃にからまって機械が止まってしまいます。
手鎌、鋸チームは木の周りの下草と気に絡みついたツタを取り除いていきます。
先日みーさんのブログにもあったように、ツタをからませたままにしておくと
気に食い込んで枯らしてしまうこともあります。
ここが原生林であったなら、本来は山裾の木に絡みついて山に風が吹き込まないようマントの役割をもって山の営みに一役買ってくれているツタ植物。
しかしここは人工林、人の手を加えて使える木材をとってこその場所。
この林は頑張ってくれなくて大丈夫だよと、一本づつ絡んだツタをとっていきます。
お茶、お昼をはさみながら、作業を進めていきます。
↓ガードレールがうつっていた写真と同じ場所です。
すっかり様変わりしました!
午後はツタ取りと並行して枝打ちを行いました。
幹に傷をつけないよう、二段階に分けて切っていきます。
枝打ちをするのは木をまっすぐ育てるためと、節を作らないためだそう。
やり方を教えていただいて、いざ実践。
こんな傾斜地で作業していきます。
植林して10年、あと15年ほどしたら3寸の柱がとれるかなあ。
とのこと。
この林から材が切り出されるのが楽しみです。
最後はすっきりした看板の前で記念撮影。
また来年、行きたいと思います。
すーさん