栗駒伐採体験ツアー二日目
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栗駒伐採体験ツアー二日目は昨日伐採した木が柱として
加工される作業を見学します。
(一日目はこちらを参照ください
http://blog.a-def.com/article/33062917.html
)
宮城県栗駒高原のくりこま木材さんの工場にお邪魔しました。
昨日の木を四面のこぎりで切り、柱の形になります。
どんな柱になるか、お施主さんも我々スタッフもドキドキの
瞬間です。
とってもキレイな面が見えました!!
どの木もきれいな柱になりました。
この後乾燥し、立派な建材となってやがてお施主さんの毎日を
見守る柱になります。
くりこま木材さんでは、まず低温(50度)で10日間燻して
乾燥させた後、天日で3ヶ月!!乾燥させてはじめて材木として
出荷されます。
手間も時間もかかりますが、じっくりじっくり乾燥させることに
より、柱になったあとも木が生き続けてしっかり家を守って
くれます。
今回私もはじめて参加したのですが、印象に残ったのが、
それまで元気いっぱいだったお施主さんのお子さんが伐採の
ときに神妙な様子になり、切り終わったあと
「ショックだった・・・」とつぶやいたことでした。
山の恵み、命をもらう、ということを小さいながらも実感
したようでした。
また、二日間通して、どのお施主さんも、非常にドラマチックな
体験でした、ということを言われているのも印象的でした。
私達(私)は、普段自分が使い、住み、食べているものが
あたり前のようにそこにあると考えてしまいますが、実は
全てのものにはその形に至るまでの道のりがあり、
命をいただいたり、人が苦労して手をかけた結果、私が
それらの恵みをもらっているということを強く再認識できた
二日間でした。
また、山というものは間伐し、若返らせていかないと
どんどん衰えていってしまう、ということも教えていただき、
記帳な体験ができたツアーでした。
二日間お世話いただいた、くりこま木材さん、風工房さん、
そして参加いただいたお施主のみなさま、本当に
ありがとうございました。