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一番身近な資源
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先日、カラマツチェンバロの記事を書きましたが、
そもそもカラマツって?
~マツ科カラマツ属 落葉針葉樹 日本の固有種~
唐絵(中国の絵画)のマツに形が似ていることが名前の由来だそう
戦後、全国各地で行われた大規模な植林
カラマツは寒冷地で育ちやすく、長野県に沢山植えられました
長野県ではスギよりカラマツの方が育ちやすかったんですね
長野県の人工林の半分以上はカラマツだそうです
そして今、多くのカラマツが伐採期を迎えています
何十年も前に未来の私たちのために植えてくれた資源
大切に使って、また未来のために植えないと
若い木はCO2を沢山吸ってくれるので(スギやヒノキのピークは20歳)
温暖化対策にもなるのです
一番身近な資源を使うというとってもシンプルなこと
いつだってなんだってシンプルが一番いい
デフでは内装床と外壁板にカラマツを使っています
↑カラマツ(循環の家上田 2階)
赤みか強く、木目がはっきりしているのが特徴
ちょっとワイルド、森の中の家にぴったり
針葉樹の中では硬い木
↑スギ(山梨営業所)
日本の人工林で一番多い木 日本代表スギ
とっても柔らかい 絨毯いらず
柔らかい、つまり空気を多く含んでいるので保温性も高い
↑アカマツ(循環の家上田 1階)
長野ではカラマツ、スギ、ヒノキの次に多いアカマツ
木目は比較的大人しい 赤みも少なく、経年変化で飴色に
硬さはカラマツと同じくらい
それぞれ違ってみんな良いのですが、
ぜひ実際に見て、触れて違いを確かめてみてください~
設計室 遠藤