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信州便り~オーナーさんを訪ねて。11年目のメンテナンス (後編)
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こんにちは。上田本社のはらです。
先日、八ヶ岳の原村よりオーナーのTさんが東京へ帰る前
にこちらにお寄りくださいました。
初めてお目にかかったのですが、とても素敵なご夫婦で
お茶を頂きながら楽しいひと時を過ごすことができました。
Tさん、お立ち寄り下さりありがとうございました。
* * * * *
さて、今日は『オーナーさんを訪ねて。11年目のメンテナンス』の最終編。
メンテナンスのさわさんに木のおうちならではの
経年変化のよさについても聞いてみました。
今までのブログはこちら↓をご覧ください。
前編
中編
11年目を迎えたYさんのお宅。
今回はウッドデッキの設置。
襖と網戸の張替え、建具の調整などです。
いかがですか~
最後Yさんに確認をしてもらっています。
一段落したところでさわさんにお話を聞くことに。
メンテナンスで回っていてデフの家のよさについて思うことは
とにかく家に愛着がもてること。
床やキッチンなどの木の部分など一切合板は使っていないので
生き物のように経年すればするほど色が変わってその良さが出てきます。
それと、色々と手直しや調整、また足したり引いたりなど思い通りに融通がきき、
手を掛ければ掛けるほど愛着が湧いてくるところでしょう。
外壁のそとん壁は水はけがよいし汚れないので
メンテナンスが不要なところがいいですね。
また、そとん壁は日の当たる時間やお天気で色が違って見える
ところも魅力だと思います。
ただいま検査中~↓
さわさん曰く、建てた後に意識を持って素材や、
家と付き合っていくことが大切で
愛着を持って育ててほしいと話してくれました。
私からも言わせてくださ~い。
デフの家の魅力はたくさんありすぎて一言では言れませんが
一つに経年変化の美しさともう一つ・・・
自然素材自身がもつ表情のやわらかさだと思います。
床や天井や壁(障子も)、お日さまが当たっている時、
夜の電気が灯った時の表情の違いもいいんですよね。
そして住んでいると当たり前に思うほどのおいしい空気感・・・
最初にYさんもおっしゃっていた
包まれている、守られている感じは
その辺りにもあるのかなと思っています。
きれいに経年変化をしているYさんのおうちを見て
また、さわさんのお話を聞いて
私もおうちの手入れしたくなりました。
のはら