yatsugatake
自分だけの手作りホウキ
- しま
- 山梨営業所
こんにちは。
夜景よりも星空派のしまです。
GW明けから八ヶ岳営業所に滞在しているのですが、昨晩は星がとってもきれいに見えました。
滞在中のアパートの駐車場は真っ暗。
なので、プラネタリウムみたいにたくさんの星が見えるんです。
つい、「わぁー…」と口を開けたまま夜空を見上げてしまいます。
地元の人には当たり前のことなのかもしれませんが、神奈川県の街中で育った私にとっては、この星空が家の前で見られるなんて贅沢~という気分。
うらやましい限りです。
さてさて、
環と環でおこなっているバンブーマイスター育成講座。
放置竹林問題のキホンから、整備の方法・道具の使い方、竹の活用方法までの一連の流れ習得し、自分で自然資源を活用できる人材を育成する講座です。
地域の方をはじめ、都心などからもご参加いただいています。
現在開講中の2期生も、先日<第4回>を終えました(全5回講座)。
第4回では「タケノコ堀り・筍料理・メンマづくり」の予定だったのですが、
タケノコの時期の予想が外れ、どこもあまり生えていない…!という事態に。
季節もののイベント企画はむずかしいですね。
そこで、急遽「竹箒づくり」に内容変更。
竹林整備をしたときに置いておいた枯れ竹をつかって作ります。
まずは柄のや太さを決めて、イメージ通りの竹を探します。
これだ!というものを見つけたら、枝を払って好きな長さに切ります。
続いて枯れ竹の枝を切って、箒の穂の部分をたくさん集めます。
意外とたくさんの枝が必要なので、根気よくパチンパチンと切っていきます。
このとき、用途に合わせて穂先のかたさ・やわらかさを考えて収集します。
(やわらかさにこだわると結構たいへんだな…!ということが今回わかりました)
切り口をきれいにそろえて・・
ワイヤーとしゅろ縄でしっかりと結んでいきます。
受講生の皆さん、箒づくりが初めての方がほとんどで、一本目を作り終えて「なるほどな」となり、二本目、三本目にも挑戦しておりました。
後半はまるで職人のような手さばき!
個性あふれる竹箒たち!
まだ途中のものもありますが、穂先を整えたら完成ですね〇
完成品で早速掃いてみる。
「掃ける!!」と満足気なご様子。よかったです\(^o^)/
みなさん、いい笑顔~!!
生活の道具を自分で作ってみるって、豊かだなと思いました。
そして、自分で作ってみたから分かる、既製品の完成度の高さ…
たしかに、すごいんです。
これを作ろうと思ったら何時間かかるかな~、、と気が遠くなります。
時間があればやってみたいけど、なかなかできません。
けれど、自分で作ることの良さってたくさんあると思います。
●自分のすきな長さ大きさに作ることができる
●原材料のすべてを知れる
●なにより壊れてもまた直すことができる
なんでも買えば手に入る世の中だけど、ほしい!→買う!の思考回路の前に、「これ自分で作れるかも?」という感覚は常に持ち合わせていたいなと思います。
第2期バンブーマイスター育成講座も残す講座あと1回!
日本の放置竹林問題を学び、整備を実践し、自然資源を活用できる人材が、着実に増えています。
ひとりでは解決できない問題も、みんなでやれば解決の糸口が見えます。
「環と環」のチーム名にもあるように、少しずつでも環をひろげ、全国各地の放置竹林問題から日本の山の環境を守れるよう、大きな環にしていきたいと思います!
第3期バンブーマイスターの募集についても、随時SNSなどで発信していきます。
ご興味のある方はぜひチェックしてみてください!
≫「環と環」Facebook
≫「環と環」instagram
~おまけ~
受講生の方がつくった箒で、空を飛ぼうとするなおばー。
20センチくらい飛んでました。
それでは、また。
しま