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もうすぐ薪ストーブの季節。煙突掃除と薪の含水率を計ってみよう!

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のじー
八ヶ岳営業所

 

こんにちは。

のじーです。

先日、八ヶ岳営業所の煙突掃除を行ないました。

その数、なんと8カ所!

屋根に上って、煙道の煤を取り除きました。

煙突の形状や状況に応じて、室内からも掃除します。

薪ストーブを使用すると煤は溜まります。

営業所の煙道内に溜まっていた煤はサラサラしていました。(健康的)

これがドロドロしていると、対策が必要です。(不健康)

ドロドロの原因は、薪の焚き方や樹種の影響が大きいと言えます。

例えば、乾燥していない針葉樹(スギやアカマツなど)をガンガンに燃やし続けると、煙突への負荷は大きくなり、煤が溜まりやすくなります。

特に松は油分が多いので、薪ストーブに負荷がかからないように燃やすことが必要になります。薪ストーブや煙突に負担がかかる燃やし方を続けるとやがて煙道にタールが発生し、空気の流れを悪くしてしまい、燃焼効率を下げてしまうなど、薪ストーブ本来の力を発揮できなくなります。

また一番避けたい状況は、煙道にタールが溜まった時に発生する煙道火災です。適切な方法で薪ストーブを使用しないと大変なことになってしまうのです。安全で安心な薪ストーブ生活を送るためにも、まずは薪のことを学ぶべきだと感じます。

学ぶと言っても薪として使用できる状態にすること。

ただそれだけです。

薪を十分に乾燥させることが何よりも重要なのです。

薪が乾燥していないと、とにかく全てにおいて不都合なのです。

薪ストーブの性能が良くないと言っている人ほど、

案外、薪のことをおろそかにしているのかもしれません。

 

これは、営業所の薪棚の薪の含水率を計った時の写真です。(4月のエコラ森林整備で間伐玉切り薪割りした薪です)

含水率は火力に影響するため、含水量は15~20%が一番良いと言われています。(今が旬ですね)

水分がありすぎると燃えにくく、(50%くらい)

逆に水分が無さすぎると火力が強く、火持ちが悪くなるのです。(1~5%くらい)

着火剤には、15パーセント以下の木っ端がおすすめです。

この含水率計は、先端が針になっています。(みえにくいですね、、)

針が届くところまで薪の含水率を計ることができます。つまり大きな薪であると薪の中心の含水率は測れません。この計測方法は、電気抵抗式含水率計といって、木材に通る電気の量を計測して、水分量を計ります。低価格ではあるが、木を傷つけてしまう難点があります。

もうひとつが高周波型水分計といって、周波で水分量を計るものです。こちらは木を傷つけないものの、高価なものが多いです。ただその分、正確な薪の水分量を計測出来ます。

どちらにせよ、ある程度の正確な含水量は測れます。

見た目で乾燥具合が分かるのが一番ですが、含水量があるか分からないうちは、含水率計を買ってみて試してみても良いと思います!

これは37%の薪です。

雨にさらされていると乾燥も遅くなるのです。

雨を防ぎ、風通しの良いところで、日当たり良好。

この3点セットで薪は1年で十分に乾燥します。

薪を乾燥させる場所はどこがいいのか検討する必要があるのです。

また、薪暮らしにおいて動線計画も大切で、

敷地内に薪を搬入するところから、薪を焚べる薪ストーブまで、

住宅設計からその流れを意識していると、

のちのちの薪ストーブライフがストレスなく、過ごせます。

薪の動線から、人の居場所(薪ストーブのあるリビングなど)が決まる計画は家づくりにおいて、楽しい一面でもあります。

(次回は薪の焚べ方についてお話しします。たぶん)

薪の話が長くなりましたが、煙突掃除は、薪のコンディションを最大限に引き立たせるために重要な作業となります。

まだ煙突掃除を行なっていない方は、快適な薪シーズンを送るためにも頑張ってくださいね!

デフでは最近、環境事業チームのナンクルさんがオーナーさまの煙突掃除に奮闘しております。炭焼きから薪割り、そして竹林整備、力仕事といえばナンクルさん!心強い!困ったらナンクルさんですね。

煙突掃除は高所作業が必要な場合もあるので、自力での作業が厳しいときは、購入された薪ストーブ屋さんに依頼するのをお勧めします。

今年の薪暮らしも楽しみましょう~

設計課 のじー

 

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