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夏のくりこま山伐採ツアー<2日目>
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こんにちは。 「カブトムシよりクワガタ」「たけのこの里よりきのこの山」「水玉よりしましま」が好きなほっしーです。 (最後のはなんのことだ)
さて、宮城県栗原市へ伐採ツアーにやってきた二組のご家族。 皆さん元気に早起きをして、朝ごはんもいっぱい食べて、これから「くりこまくんえん」さんの工場に向かいます。
出発前、宿泊した「文字(もんじ)の家」でみんなで記念写真。
ちなみに、一番右が「移住相談室長」いつも笑顔のおーちゃんこと山口さん。 一番左にいるのが、今流行のピンクの首タオルが似合うメンズほっしーです。 (いいから、ちゃんとご案内しろ)
「くりこまくんえん」さんの製材工場はとても広く、今日も暑い中社員の皆さんが忙しそうに働いていました。
最初に見学したのは、木材を「燻煙」する施設。 会社名にもなっている「くんえん」。
伐採した天然の木材の良さを失わないように、そして健康な家づくりができるように、薬品消毒や高温での急激な乾燥を行わないための大切な工程です。
真っ黒な庫内には、木を燃やした煙のような…独特のにおいが充満しています。 約60℃の温度で10日間、端材などの木を燃やした煙と熱で木材を処理してるんですって。
これによって防虫効果があり、乾燥後も木の粘りを無くさない丈夫な仕上がりになるそうです。
次に案内されたのは、まだ木の皮の付いている伐採木をキレイに四角くカットする場所。
熟練の職人さんの手で、あの大きな木が徐々にキレイな柱や板材に変わっていきます。
大型の機械を自分の手足のように扱っております。 大きなノコギリの刃であっという間に何枚もの板が出来上がりました。
今回のご家族のお一方は家のカウンターを作りに来ました。 板が迷子にならないように、ちゃんと名前を書いておきましょう。
もう一組のご家族は、家の真ん中に建つ「丸柱」を作るのが今日の目的です。 木は機械でカットせずに皮だけをむきます。 金属のスクレーパーを使っていますが、意外と素手でもむけていきます。
家族全員で力を合わせて、ムキムキ。 結構楽しい。
そのうち、一気にベロンチョってむけます。
手て触ると水でびっしょりに。 まだみずみずしい皮の下の木肌。 昨日まで山のキレイな水を吸っていたのがよく分かります。
ツルっつるの丸柱完成! 暑い中頑張りました。 また一つ良い思い出ができましたね。
その後、工場で床や棚等様々な部材が作られる様子を見学しました。 真ん中で一生懸命に説明するのは、「くりこまくんえん」の秋山マネージャー。 頼りになる力持ちって感じです。 (オマエも見習いなさい)
こちらは低温乾燥室。 ここでもゆっくりしっかりと材料を乾燥させていきます。 冬にちょっと暖房強めにした部屋みたい。
「くりこまくんえん」さんでは、余った端材やカンナくずも暖房用のペレットに加工しています。 木の最後の最後まで余すところなく使おうとするこの姿勢こそ、これからの環境を考えたアトリエDEFとくりこまくんえんさんの共通する思いです。
広大な敷地にはまだまだ材木の山がたくさん。 これからも「くりこまくんえん」さんは忙しいですね。 日本中に自然素材の中で暮らしたいという人々が待っていますよ。
高台から栗原市を望む風景を眺めながら、ご自身の家の完成を想像するお二家族。 家の柱がどのように山から切られて、どのように加工されて自分たちの家になるのかがよくわかりました。
柱や床を触りながら「この木はあのくりこまくんえんさんから来たんだな」って、きっと思うのでしょうね。
2日間お疲れさまでした。 遠くまで来ただけの価値はあったと思います。 皆さんの人生の思い出としても良い経験になりましたね。
このお二家族の家づくりの様子は、またブログ等でご紹介していきます。
【おまけ】山梨営業所と八ヶ岳循環の家の畑のホッシーコーンが収穫の時期を迎えました。 村のセレブ御用達の地元スーパー「Aコープ」にそのまま並べられるJA優良規格!
【生産者:ほっしー(原村)】
【生産者:ほっしー(原村)】(わかったわかった)
おススメは丸ごと一本茹で。 美味しくいただきました!