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群馬だより〜基礎のキソ(3)
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こんにちはろー。
10月から23年目を迎えたアトリエデフ。個人的に「23」という数字は好きな番号。ただ、野球部にいながらにしてアメリカのバスケットボール界の神様マイケル・ジョーダンに憧れるというちぐはぐ少年だったキノです。
マイケルもいっとき野球選手だったんですけどね。
なんの話やねん。
基礎のキソ、見えなくなってしまう部分を見せたい、そんな思いから時間を見つけては施工現場に通っています。現場に行くと職人さんたちと話ができるのが楽しい。知らない世界を教えてもらうことって。勉強するって楽しい!
前回の「基礎のキソ(2)」を書いた頃は鉄筋が見えていた施工現場も、基礎の「立ち上がり」という部分のコンクリートが打設され、こんな状態になっていました。
この日は、雨の翌日だったのですね。
基礎の中に雨水が溜まってしまっています。
これに関しては、ポンプで吸い出すので、何も問題ありません。
今日は、人通口付近に注目してみましょう。
これ↑です。
一方こちら↓は、別の会社さんの基礎。
移動中にたまたまあったので、写真を撮らせてもらいました。
その人通口の拡大写真↓
違いがわかりますでしょうか。
ここが違います。
上がデフ。下が一般的な基礎。
デフは、人通口の部分でも立ち上がりが水平方向でつながっているんですね。ぶつ切りになっていない。
つながっていることが大事だと考えています。そのほうが強度があるんです。
何か良い例えが出てこないかと頭を捻っておりますが…(汗)
立ち上がりは、ベースを打設した後に型枠を並べ、そこにコンクリートを流し込んで作ります。なので、どうしてもベースのコンクリートと立ち上がりのコンクリートは、そこに時間差がありますから、混ざり合わない。
だからこそ、この立ち上がりを全てつながるように作ることで強力な基礎にしているのです。この人通口の下部には、もちろん鉄筋が入っています。家の北から南まで一直線に鉄筋が入っています。つながっているんです。
良い例えが見つからないので、根性論的な文章になっています。苦笑
でも、「全員で支えている」って強そうなイメージありませんか?
この人通口を作るために、基礎屋さんには特注の型枠を作ってもらいました。
これについても、職人さん言ってました。
「DEFさんだけですよ、ここまでするの」と。
でも、いったん型枠を作ってしまえばなんのその。特別に面倒なことは何もないともおっしゃってました。
さて、長くなってきたので本日はそろそろお開きにしようと思います。
思いますが、
・立ち上がりの高さ、違うんじゃない?
・一つひとつの箱(区画)がDEFは小さいね。
なんて思った方、鋭い。
キノさん、引っ張りますねー。基礎だけで。笑
前回のブログの最後に書いた「立ち上がりの分厚さ」のことも説明していませんし。
もう少々お付き合いください m(_ _)m
基礎のキソ(4)はコチラ
https://a-def.com/defblog/43864
【告知】
10月14日(日)には、同じようにして作られた基礎の上に建った倉賀野のお家でオーナーズハウス見学会を開催させていただきます。ぜひぜひ、ご見学にいらしてください。
https://a-def.com/event/43712