山の学び。
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「多様なものが 多様なままに ともに生きる」
昨日、小谷村のくらしてさん主催のイベントで伺った山はそんなところでした。
樹齢100年近くになるカラマツや、
その横に共生関係を保ちながら育つ広葉樹。
アカマツとブナがどうして共生して生えている?
山づくりはわからないことだらけだよ。
と講師の香山さんが教えてくれました。
地形、土壌、水の流れ、日の当たり、微生物、周りの動植物。
これだけたくさんの条件があるんだから50メートル先、2~3メートル先で植生は変わってくる。
山はそもそも多様であるから成り立っている。
そこに向ける目が大事なんだと思いました。
ただただ一辺倒になるのではなく、
そこに多様な考えがあったからこそできてきた山なのかなと思いました。
100年~200年、それ以上の年月をかける山づくり。
それでも山にくると毎回毎回様子が変わっていくんだよと教えてくれました。
1年、3年、5年、10年、15年、、、短いスパンでどんどん変化していく山。
その変化を楽しみながら、少しずつ年月を積み重ねる、そんな山づくりの姿勢を学ぶことができました!
荒れてしまってしまったとばかり言われ、なんだかマイナスイメージの日本の山。
DEFの家づくりで、かまどのある暮らしで、山が変わるのを見てみたい!と思った時から
さらにDEFの家が好きになり、小枝や松ぼっくりをを拾ってかまどご飯を焚くことが好きになりました!笑
なにが荒れていて、なにが荒れていないのか?その答えははっきりとわからないままですが、
自分が手を加えて、自分が歩く森が、どんどん気持ちよくなっていく。
その変化がとても嬉しいような気がします(^^)
Kyouhei