土壁日記-閑話
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こんばんは。
工事部のうるしどです。
さてさて、直接お会いした方や、
ブログを欠かさず読んでくださっている方は、
お気づきかも知れませんが、
実は私、長野市での小坂商会さんでの土壁修行を終え、
八ヶ岳営業所に戻り、通常業務に勤しんでおります。
土壁修行が終わったのは昨年12月の一週目ほど。
修行終了後、忙しい年の暮れの現場業務に追われ、
ついつい、ご挨拶というか、お知らせするのが遅くなってしまいました。
自ら始めてみた土壁日記というコンテンツにもかかわらず、
不誠実な途切れ方となってしまっておりました。
拙い文章ではありますが、こんな私の与太話を読んでくださっていた方々に、
大変失礼なことをしてしまったと、心より反省しております。
申し訳ございませんでした。
【忙しい】心を亡くす、なんて字を書きますが、
そんなことを言い訳にしてしまうのは、なんとく寂しいような、
豊かではない気がします。
そんなわけで、時折は、また楽しい気持ちで文章を綴れたらと思いますので、
よろしくお願いいたします。
***
土壁修行は、
小坂商会のマサコさんに
「もうばっちりだから、これからは漆戸君が継いで壁土をつくるんだよ!」
なんて冗談の免許皆伝をいただきつつ、
それに対し
『まだ独り立ちには不安なんで、マサコさんが100才になるまでの後30年間は続けてください!』
なんて返せるようになるほどの成果でした。
……土作りの腕前はどうかわかりませんが、マサコさんとは仲良くなれた気がします。
さてさて、冗談はさておき、土壁修行で得てきたことの中には、
まだまだブログに綴れていないことがたくさんあります。
それらは要約すると「土壁は特別なものではなく、大事で大切な当たり前のもの」
そんな言葉で結べるような気がしています。
修行は終わってしまいましたが、また土壁日記という形で、
壁土についてお話できたらと思いますので、
これからも、よろしくお願いいたします。
また、なにやら広報さんのほうで、土壁についての素敵なパンフレットを作成中のようです。
こちらも土の魅力に迫るわくわくするような内容でしたので、
土壁のお家が気になる方も、土壁のお家にすでにお住まいの方も、どちらでもない方も、
ぜひぜひ楽しみにしていてくださいね!
ではでは、
一昨年 は どんなに卒論が忙しくても、ちゃっかり華道のお稽古だけは行ってた、工事部のうるしどでした。