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アトリエDEF通信

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山と暮らす

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さわみ
関東営業所

こんにちは。
関東営業所のさわみです。

あっという間に新人研修も半ばを過ぎてしまいました。時が過ぎるのはほんとうに早い…
今回の研修は、「山のこと」「暮らしのこと」を体で学び、五感で感じながら日々を暮らしています。

この研修の間に3地域の山に足を運ぶ機会に恵まれました。

最初に訪れたのは、宮城県にある『くりこまくんえん』さん。『くりこまくんえん』さんは、伐採から製材、運搬までをも自社で行っているすごい材木屋さんです。どこの山の木を使って、どんな加工や処理がされているかを知ることができる環境が整っていることってとても大切なこと。
そして、防虫処理や防腐処理などの薬剤処理を一切行わなず、代わりにくんえん乾燥という乾燥技術で材木を乾燥して防虫効果も担っており、安心で安全な木材を提供してくれています。

『くりこまくんえん』さんとの出会いがなければ、DEFの安心で安全な家づくりを実現するにはもっと長い年月がかかったかもしれません。

今回、皆伐中の山と、製材所を見学させていただいたのですが、山から切り出した木々を余すところなく使い切っていました。

建材として使える木は、すみずみまで使い切り、

(水平を出すために端材が出てしまいます。が、紙?って思うくらい薄い!職人技です。)

伐採・製材時に出た木屑は燃やして、その煙と低温熱で材木を乾燥させる「燻煙乾燥」の燃料として利用され、(黒くなっている部分はくんえん処理のした証。)

建材として使用できない木も、紙の材料として、

バーク堆肥やペレット燃料などとして使われていました。

(水に入れると、数秒もしないうちにほどけていきました!)

戦後、大規模な植林を始めてから50年以上が経ち、伐採できる木がたくさん、たくさん、あります。しかし林業が衰退し、これまで山が整備されていなかったために、細なが〜い木や、腐れかけた木など建材としては使えない木がたくさん増えています。

(整備されていなかったため、藤の木のつるに絡まって間伐も伐採も大変…)

今回訪れた山も、伐採した木の1割にも満たない木しか建材として使用できない山になっていました。

そんな山々を、原生的な山に戻していくのか、人とつながる山にしていくのか
どんな方法が最善なのか試行錯誤されている様子がとても印象に残りました。

 

次に訪れたのは、群馬県下仁田町での植林イベント。

群馬で建てるお家は、ほぼ群馬県産材を使い、『小井土製材所』さんにお願いしています。
『小井土製材所』さんも一本の木も枝も無駄なく使い切っています。
おがくずは、畜産業やきのこの菌床として利用されていたり、製材時に出た屑をバイオマスボイラーでエネルギーに変えて、工場内で排出される廃棄物がなんと『0』。すごい!

そんな『小井土製材所』さんが声をかけてくださり、実現したのが今回の植林イベントです。

小さいお子さんから大人まで

群馬もたくさんの山に囲まれています。身近にある山のことが、もっと近くに感じた日になってくれていたら嬉しいです。

木を使わせていただいた山への恩返しと、次の世代へ、人の使う木を絶やさないために植林します。
切って終わりではなく、循環できる家づくりを実現している数少ない製材所さんだなと思いました。

詳しいイベント内容は こちら>

 

最近訪れたのが、長野県の小谷村大網集落。


昔からある村の暮らしや知恵、伝統を受け継ぎながら里山で暮らしている、『くらして』さんと田植えのお手伝い。
冬は人の背も超えるほどの雪深い地域。暖かい季節が短いので、この時期は大忙しです。

(↑この道具で、↓稲を植える目印の線を入れてるんです!)

自然と人とが共生できる場としてつくられた里山も、人口の減少と高齢化によって暮らしの知恵が受け継がれなくなっています。

大網は、そんな忘れかけた大切なことをたくさん見つけられる場所です。

日本の国土の約2/3ある森林。
身近にある山のことを改めて知ることができました。

訪れた3地域とも、長い年月を経て育んできた自然への敬意を忘れず
その中で、人々が関わる森林、野生動物や植物たち皆が共に健全に
生きていける暮らしに近づける努力をされていました。

さわみ

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