冬の保存食。
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循環の家のデッキで乾燥させていた凍み大根が完成しました◎
寒い地方ならではの昔からの保存食です。
朝晩の冷え込みで凍みて、日中に溶けて、
それを何度も繰り返すことで水分がなくなり乾燥してきます。
みずみずしい大根が少しずつ、しわしわになってきて、スカスカになってしまいます◎
白かった色もどんどん色が変わってきて飴色に近くなります!
乾燥が進んでくるとあま~い香りが漂ってきます!
寒さのせいなのか大根の旨みも凝縮されて味もとても甘い!
煮物や炒めものにするとすごいいい味!生の大根にはない旨さがでてきますよ~
去年挑戦した寒天も同じような方法で凍みらせて乾燥させたものでした!
そろそろ寒天づくりの季節がやってきました!今年は綺麗につくれたらいいな!
自分の実家では子どものころから凍み餅を作っていました。
地元の人が「ごんぼっぱ」と呼んでいる野草の葉っぱを使って草もちを作って、
それを水につけて屋外に吊るして凍みらせて、同じように乾燥させて作るものです。
お正月頃についた餅をそのまま保存するとすぐにカビが生えてしましますが、
この凍み餅は3月くらいまで保存して食べていました。
凍み豆腐も作られていました。
この凍みモノ
昔、冷蔵庫がなかった時代に作られていたものらしいです。
触感が新鮮なモノに比べて独特なので小さなころはあまり好きではありませんでしたが、
大人になって甘味や旨みが凝縮されたとてもいい味が分かるようになりました◎
せっかくこんなにも寒い地域に暮らしているのでまた今年も挑戦してみたいです!!
Kyouhei