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デバライ
- ほっしー
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。 娘から菅田将暉さんと小松菜奈さんが結婚したとの連絡をうけたほっしーです。
さて先週の日曜日の朝、私が暮らす地域の「でばらい作業」がありました。 たぶん漢字で「出払い」と書くんでしょう。
出払いとは要するに地域の清掃活動のこと。
私の班には12軒位のお宅があり、朝8時に私の家の前集合でスタートし、道路の側溝に溜まった枯れ葉を出したり、道路際の邪魔な木の枝や草を刈ったりゴミを拾ったりしながら、最後に全員集合する広場まで歩きます。
私もこの地域に移住してきて10年以上がたちますが、こういう地域行事には最初ちょっとイヤイヤの参加でした。 ご近所さんに話かけづらかったり、朝から面倒だなって思っていたりして。
でも、最近は春と秋に行われる年2回の出払い作業には楽しく参加しています。
地域の皆さんはもちろんみんなイイ人達ばかり。 物知りのご近所さんから毎回野良仕事の仕方や木や草の知識・道具についていろんなことを教わったり、季節ごとの生活の工夫を聞いたり。 作業ものんびりまったり進みます。
毎回この班はフジモリ大先生が勝手に作業を仕切り始めます。 今日はこの郷土資料館に展示されていそうな道具についての講義が10分程ありました。 スミマセンが教えてもらった道具の名前は家に帰ったら忘れてしまいました…。(先生の話ちゃんと聞け)
下の写真の赤い木の実の植物の名前を質問すると「べにしたん」(紅紫檀)とのこと。 前の写真で木登りをしながら枝を切るご近所さんに、私が「木が折れそうだから気を付けて」と言うと、「これはナラの木だから絶対折れないわ!!」と大先生。
他にも大先生は何人もおられます。 たまにちょっと面倒くさい時もありますが(コラ)、生きるための仕事は何でも自分でできるようになりたいと思う私にとって、地域の先輩方の経験はとても勉強になります。
ちなみに、この前は「ニラと間違えてスイセン食っちゃならん」と教えてもらいました。(たぶん大丈夫です。)
山や田舎に移住してできるだけ他人と関わらず静かに暮らしたいと考える方も多いかと思います。 しかし、昔からその場所に暮らす人々の経験や知識を教えてもらうことで、自分が知らなかったことが分かり、できなかったことができるようになり。 そうやって移住後の生活がとても豊かになるはずです。
移住をお考えの皆さまには、豊かな自然を楽しむと同時に、ぜひ地域の人々とのつながりも楽しんでもらいたいと思います。
【おまけ】 タイトル「いつもいる場所」