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アトリエDEF通信

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もう秋は目の前に~

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でめ
上田本社

はろー!でめです。
お盆過ぎても今年の上田は暑い!!早く秋がこないかな~と思っているうちに、事務所前の田んぼはすっかり黄金色になっていました。
こういう景色をみると着々と季節は変化しているのだなと感じますね。

そしてモデルハウスにも四季を感じさせるお客さんの来場が…どうもいらっしゃい。

そんなこんなで、秋めいてきた今日この頃です。
最近メキメキと現場監督としても頭角を表している池田監督。
昨日は、そんな池田監督監修のもと、毎度おなじみ荒壁の土づくりに参加してきました。
詳しい話は、きっといつか池田監督から土づくり日記が掲載されることを期待して、みんなの楽しそうな作業の様子だけでもご報告。

デフの家で使っている土壁。この土壁は2層から構成されています。
デフではこの1層目の荒壁といわれる土を自社で作っています。
まずは、去年せっせとみんなで無農薬の農家さんから集めてきた藁を機械にかけ刻んでいきます。

奥が池田監督☆藁を振り回しながら、男気アピール★
手前が、クールなしほりん。とても落ち着いて作業してくれました☆

↓刻んだ藁。最終的に今回はこの3倍くらいの山になるぐらい藁を刻みました。

色々、説明は企業秘密にしておいて、土と刻んだ藁を雨水でひたすらかき混ぜます。
※説明が面倒な訳では決してありませんよ。ええ。

この時に大事になのは、藁は無農薬のものを。水は、塩素が含まれていない水を使うということ。
なんでだと思います?
土壁の土は、粘りがないと壁に塗ることができません。なので、藁と土と水を混ぜて、藁を発酵させます。つまり、発酵した藁が土の粒子を結束させるつなぎの役割をしてくれるんです。
その際に、農薬や塩素などが含まれていると、藁自体がうまく発酵してくれないそうです。
土壁は、昔ながらの家づくりに多く使われていますが、その当時は、無農薬なんて当たり前の時代。水だって川や井戸から汲んできたりと、塩素なんて含まれていません。
昔の人の知恵や技術は、大変奥深いです。
今の時代は、無農薬の藁を手に入れるのだって大変な時代ですので、こうして昔ながらの技術、伝統を少しでも長く後世へ繋いでいきたい。
デフの家づくりはそんな思いも詰まっているお家です。

でめ

 

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