アトリエDEF通信

はろー。でめです。
長野県の標高高いエリアは、だんだんと秋めいているようですね。
標高460ｍのこちら上田は、まだまだ厳しい暑さが続いております。

皆さんはお盆休みゆっくりされました？
日々食欲で欲まみれてる私は、お盆期間中ステイホームしながも我慢できずにウナギを食べにいきました。1時間ほど待ちに待ったうなぎは最高に美味でした。美味しい美味しい😋
お店の外で待っている最中、店から出るウナギの匂いを嗅いだのは食べるまでの大事な工程です。

そうそう。そんな今日はニオイのお話を少し。
「香害」って聞いたことありますか？
公害の中の一つとして、最近よく耳にすることもしばしば。
いわば、不快さを感じてしまう香りのことです。私が嗅いだウナギの匂いは、私にとっては、いい匂いでも、もしかしたら煙臭いと不快に感じる人もいるということ。（なんか違う気もしますが、簡単に言うとです）
具体的には、人工に作られた香り、身近だと化粧品や衣類の柔軟剤に対し、不快さを通り越して、具合が悪くなったり、頭痛や吐き気など身体が反応してしまう方もいます。

デフでは、日本の山を守ることについて、熱心に活動してますが、安心安全な家づくりが自然素材で家を作ることになった、原点です。
それには、敏感肌の赤ちゃんでも安心して暮らせる家を作るということ。
大昔の日本の家づくりは、木、石、土、竹だけで家を作っています。自然の素材そのまま。
人工的に作り出されたのは、土を加工した瓦やガラスぐらいでしょうか。それから、アルミサッシやコンクリート。ましてや集成材、クロスやサイディングなどの化学製品が出てきたのは本当に最近のことなんです。コストも安価ですぐに仕上げられる便利な材料には、それなりのリスクもあります。接着剤には揮発性の物質が含まれ、モノによっては強烈な臭いを発するものも。
そういった臭いに長い時間触れたり、触れる回数が多いと化学物質過敏症を発症する場合もあります。
病気になるまで気にならなかった臭いが、これをきっかけに敏感に感じてしまう。
これは誰でも、発症する可能性があることです。

恥ずかしながら私自身も、デフに入社するまでは、よくテレビ広告で宣伝している臭いの強い洗剤やシャンプーなど自分自身使っていたのに対し、何も感じませんでした。それが普通だったから。それで誰かを悩ませていると知らなかったから。

デフの家がきっかけで、意識が変わったと話してくれるオーナーさんがたくさんいます。
今までは真剣に環境問題や自然にも自分にも優しい暮らしを考えてこなかったけど、デフの家に住み始めてから暮らしが変わった。買うものもよくよく考えるようになった。
こういう声を聞くと、デフの家づくりの醍醐味だなと感じます。
とてもいい設計してくれたとかも、うれしいですが、その人そのものの生活様式を変えてしまうほどの影響力って、すごい力だなと。
今、いろんな要因ですでに悩んでる方ももちろん、そんな丁寧な暮らしなんてと思ってる方も是非、一度モデルハウスに足を運んでみてください。家が変わると暮らしが変わるかも？

何だか今回は、ちょっと真面目なでめでした。
PS:うなぎの出荷経路を突き止めたら、食べられなくなそうだけど、それでも美味でした。