tohokushin
信州だより~上田・信濃国分寺の「八日堂縁日」
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
アトリエデフでは仕事始めの日に
全社員が上田本社に集まるのですが、その際に
KJM常務「今日7日だから、ヨーカドー行ってきたらいいよ」
私 「(イトーヨーカドー…???)なんですかそれ…?」
KJM常務「信濃国分寺であるお祭りだよ。今日から明日まで夜通し、朝までやってるよ」
という耳寄りな情報を入手しました。
後で調べてみると某スーパーの名前の様なお祭りは「八日堂縁日」と呼ばれ、
上田市にある信濃国分寺で毎年1月7日の夜~8日の朝まで開催しているそうです。
という訳で翌朝の8日、出社前に行ってきました!
朝なのに屋台がたくさん出ていてウキウキします。
ここで有名なのが蘇民将来符(そみんしょうらいふ)
古くから全国各地に伝わる厄除けの護符です。
柄は文字のみのものが一般的ですが、
8日になると絵入りの蘇民将来符が登場します。
10人程の絵師さん達がブースを出して
各々の蘇民将来を販売しています。
絵柄がすこしずつ違うみたい。
一番人気な方はこんなにも長い行列ができていました…!
文字のみのシンプルなものは本堂の横で販売していました。
他にも、だるま売り場もありましたよ。
案内人、お目当てのだるまをGET!
ここで目を入れてもらっていました。
ああいう光景を見るたびに
失敗したりしないのかな?と思ってしまいます笑
たまに楽しむお祭りですが、
よく考えてみるとこんな風情のある日常は、
現代ではそんな簡単には生み出せない気がします。。
お賽銭を投げて願い事をする、
お守りを買って1年間大事に持っておく等々
様々なしきたりをみんなが当たり前のように行う光景が。
それだけで歴史が積み重なっているんだな~と思いました。
それに「毎年この時期になるとやってくるもの」があると
それだけでこの地に暮らしているって実感します。
古くから伝わることがこれからも続いていってほしいな。
お家もそうなのかな。
ぶらぶらするだけでも気分の上がる、良い朝でした。
2019年もいい年にしていこう。
あきた