あたたまりにくさと冷めにくさ。
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八ヶ岳の今朝、降り積もった雪をみて
「もうすぐ春だね~。」という会話がありました!笑
あたりは真っ白景色に戻ったのに、その雪質で春の訪れを感じるのは
寒い地域ならではかもしれません(^^)
そんな朝に八ヶ岳の土壁実験棟の二つの薪ストーブをつけながら感じたのは、
土壁のあたたまりにくさと冷めにくさ◎
八ヶ岳の実験棟の二つの部屋。
どちらも土壁仕様の部屋で、その違いは、土の表面積と、使っている土の体積。
事務所として使っている部屋は天井と床は木を張っていますが、
もう一方のギャラリーの部屋は、写真のように床も三和土で、天井にも土が塗られています。
この冬の朝、薪ストーブに火を入れる前の室温はいつも10度弱。
それから薪ストーブに火を入れると、どんどん室温が上げてくれます(^^)
イエルカさんのこのストーブ、だいたいの大きさの薪が3本入るので、
毎朝3本の薪を燃やしています◎
薪が燃え切りそうなとき、事務所として使っている方の部屋は27度まで上がりますが、
ギャラリー部屋は21度。
そして薪ストーブの火も消えてしまったお昼過ぎの温度は、事務所が22度、ギャラリー部屋は20度。
同じ土壁の家でも土が多い方が温まりにくく冷めにくいのかなって思いました。
夜になれば事務所として使っている部屋はもう一度薪ストーブをつけています。
しかしギャラリー部屋の方はストーブをつけなくても朝に10度前後なので、
土の量が多い分の蓄熱性を感じます。
ギャラリー部屋の方は温まりにくく薪ストーブを一回つけても21度までにしか上がりませんが、
晴れておひさまの陽が差し込む日にはそれで十分。
日中はおひさまが薪ストーブに代わってじわじわとあたためてくれます(^^)
そんな土壁のギャラリー部屋を使って・・・
今年の畑の準備を始めました!笑
森の落ち葉と稲藁と米ぬかともみ殻くん炭を使ってミニ踏み込み温床をつくりました◎
発酵熱によるこの温床の上に育苗箱を置いて苗を育てます!
早速、今回播く種も準備しました(^^)
ナスとピーマン。畑に移すまでに時間のかかる種を早めに播きます。
今年はポケット発芽を試してみようと思います!
自分のポケットに入れて体温であたためて発芽させた後、土に播くやり方だそうで、
発芽させるのに高い温度が必要な野菜をつくるときに使えるそうです◎
明日から、野菜の種を身につけて歩きます!!
今年も野菜作りがはじまりました~◎
Kyouhei