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群馬だより~高崎市吉井町で地鎮祭~
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風が強いですが、おかげで一昨日からの雨雲も一切なく、スッキリとした空の下で地鎮祭を執り行うことができました。
群馬よりキノです。
本日は、群馬県立観音山ファミリーパークの真向かいとも言える高崎市吉井町の住宅街。
地鎮祭は入社後初ということでやや緊張していた僕ですが、到着するやいなやその緊張は驚きに変わりました。
地鎮祭では、祭壇は住宅の北側に寄せて南向きに建てるのが通例です。
画像で見る限り祭壇は北側ギリギリに寄せているように見えますが、実はここ、お家のほぼ中央に位置しています。
なぜなら…
土地が「二段構成」になっているからなのです!
下の画像でわかりますでしょうか…?一段上がった土地も施主様のお土地。
通常なら上と下の列の合間となる場所に、家が建つのです!
北側に寄せて祭壇を建てると、南側に参列できなくなってしまうから、今回は祭壇の位置がここなんですね~。
神主様も「たくさん地鎮祭を行ってきましたが、こんなケースは初めてです。」とひと言。
ご主人はお料理が得意で、ご友人を呼んで得意の料理を振る舞うのがお好きな人とか。
そのため、ご自身、奥様、そしてお母様の車を停められるスペースだけでなく、ご友人のための駐車場も確保することができるというのが、この土地を選んだ一つの理由。
めいっぱい遊べる広々としたお庭も持てます。
高低差を気にする必要のない北側は、主にお母様の居住スペース。
一段下がる南側には、ご夫婦ご家族の居住スペースとなります。
整理された区画をそのまま使わない、既成概念にとらわれない使い方に「なんてクリエイティブなんだ…」と思わざるをえませんでした。
そして滞りなく、四方祓いの儀、刈初めの儀、穿初の儀、鍬入の儀、玉串奉天。
そして、こちらは鎮物(しずめもの)。
土地の神様を鎮めるために埋めるお供え物ですね。
埋めてしまえば二度と見ることができなくなるため、このチャンスにパチリ!
O様、この度の地鎮祭、誠におめでとうございます!
誠心誠意、独創的な土地への家づくりに携わることができ、スタッフ一同楽しみながら取り組ませて頂きます!