kanto
群馬だより〜手前味噌ですが、今年もやりました!〜
- Series
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
きのうは2月14日。
2年まえのこの日は、ここ群馬でも70cmの大雪となったわけですが、
今年はなんと、最高気温20℃を超える予報となっておりました。
そんななか、今年も寒仕込みの「お味噌づくり」をBIOSKさんにある
高崎実験棟で開催しました!
前日に大豆をみずに浸しておきまして、当日を迎えました。
おはようございます。
朝6時、まだちょっと薄暗い時間から大豆を蒸かしにかかります。
2月の朝というのに、空気はぬるいです・・・。
かまどに薪をくべて、火力最大!
寸胴なべでじっくりと煮ていきます。
気がつくと空も明るくなってきました。
住宅街のど真ん中、2月の朝、けむりがモクモク、朝げの風景にも見えます。
ああ、朝だ。
お客さんがいらっしゃるのは10時。
それまで大豆を煮ながら、お昼ご飯の野菜を切って、
ゆったりとした時間が流れていきます。
10時。皆さん集まられて、味噌づくりのはじまりです!
パラパラ雨が降っています。
本日のお味噌の素材は、
お豆=前橋市のこぐれ農園さんの「さといらず」
塩=海の精
麹=前橋市の麹屋與三五郎本舗の米麹
味噌づくりは今回がはじめて、という方がほとんど。
かくいう私も、初めての機会です!
味噌づくり講師には、ちぎり絵や音楽活動をはじめ、
群馬の様々な地域で活躍されている千明(ちぎら)先生を迎え、
先生アドバイスのもとワイワイ協力しながら作っていきます。
まず塩と麹をまぜていきます。
朝から煮てやわらかくなった大豆を、昔ながらの
大豆ミキサーに入れて・・
ちょっとつまみ食いしてみると、甘いんですこの豆!
「砂糖がいらないほど甘い豆」といわれたことから、
「さといらず」という名がついたそうです。
ぐるぐる回していきますと、
おおぉー、ここで歓声が起こりました。
パスタのよう?んーモンブランにも見える~!
はい、大豆です。
皆さん交代でグルグルグル。
僕もやってみたいー、お子さんもお手伝してくれました。
楽しいー!
味噌づくりは本年すでに3回目?
率先して大豆をかき出す、BIOSK兄弟。
雨も止んで、晴れてきました。
グッグッと拳でつぶしていきます。
そこに、混ぜておいた麹と塩をいれ、
さらにまぜて、丸めながら空気を抜いていきます。
あたたかい。もう、春のようです。
お父さんと一緒に、僕もまあるくこねこね。
1歳のお子さんも、さわりたくなったみたいです。
お子さんたちはまあるいもの、好きですよねー。
まあるくなった味噌ボールを、皆さんそれぞれお持ちになった樽のなかへ、
ボンボン投げ入れていきます。
そうして、樽のふちに塩をぬって、ラップをして
仕込み完了です!
これからゆっくりと発酵しながら、1年ほどかけて熟成を待ちます。
普段スーパーで購入する味噌ももちろん美味しくてすぐに食べることが
できますが、こうして地元の見える素材から、自分たちで仕込んで、
でも1年待たないと食べられない今日のお味噌。
夏にもなれば、水あらいしたキュウリにこの味噌をつけたく、
なるのを我慢して、待って待って1年経ってようやく味わえるこの味噌は
きっと格別でしょうね!
お腹へったー!
仕込みのあとは、皆さんとかまどご飯です。
味噌汁には、ここでもDEFが2年まえにつくった味噌を使います。
あまくて、コクがある美味しいお味噌になっておりました。
大豆のから揚げもGood!もう食欲がとまりませんよ~。
ご参加くださった皆さんと、実験棟のデッキで記念撮影!
皆さんいい笑顔でございます。
その頃、時をおなじくして、この広い敷地の一画では、
BIOSKの桜井さんがなにやら木をつかって作業をはじめていました。
BIOSKカフェに本棚をつくる!しかも今日中!
ということで、正に日曜大工。
おとうちゃーん、僕もやるー!
でもおとうちゃん、腹ごしらえしてください。
完成まで持ちませぬぞ。
そんなふだんの、何気ない日曜の午後。
高崎実験棟がほどよく熱い日差しを遮りながら、
デッキで、庭で、風を感じながらご飯を食べて。
こんな時間がとても楽しくて幸せで、
ここはまさに、街なかのオアシスなのです。
そうそう、BIOSKさん、
月曜~金曜の週替わりで、お昼のプレートランチもはじめました!
もちろん、この実験棟でも召し上がっていただけます。
ぜひこの場所で、おいしさと心地よさも体感ください!
みーさん