kanto
群馬だより~新春の赤城山より
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お正月も過ぎてすぐまた3連休。
皆さまおでかけされたでしょうか?
それともお家でゆっくり過ごされていますでしょうか。
群馬県高崎市にある少林山達磨寺では、今年も1/6・7に「七草大祭だるま市」が行われ、
わたし達DEF関東営業所スタッフもお祭りに行ってきました。
群馬県高崎市豊岡・八幡地域を中心に、張り子のだるまづくりが始まったのは、今から200年以上も前のこと。
上州(群馬県)は昔から、養蚕が盛んな地域。
蚕は繭を作るまでに4回脱皮するそうですが、蚕が古い殻を割って出てくることを「起きる」といいます。
その言葉にかけて、養蚕農家では七転び八起きの「だるま」を大切な守り神として、奉ってきたようです。
また、上州は昔から、だるまづくりに適した土地と言われてきました。
紙を張る、色を塗る・・・ そんなひとつひとつの工程の中で、上州名物からっ風と乾いた空気がだるまづくりには必要だったそう。
その地域の風土から文化がおこって、伝統になって続いていく。
先人たちはまさに、自然を尊び、うまく使って、寄りそいながら暮らしてきたんだなぁ、
とついつい思いを馳せてしまいます。
現在、約50軒以上の農家で製造され、少林山のだるま市を皮切りに年間120万個も出荷されているこの高崎だるまは、
全国生産量の80%がここ高崎でつくられているようです。
すごい事です!
もちろん、わたし達もだるまさんをもらってきました。
設計の新井ちゃんが、だるま売りのおじさんと値引き交渉をして、
屋号を入れてもらいました(笑)
そんな感じではじまった、関東営業所の2016年。
しかし1月だというのに本当にあたたかいですね。
今日もポカポカ陽気なので、畑の野菜たちをいじりに。
さいたまの橋本農園さんにいただいた麦たちが、
ついに芽をだしました!
11月に撒いた葉物の種。
農業ど素人のわたしが思いっきり撒き過ぎまして、
こうして時々間引きをしております。
間引いた野菜も、わたし達のお昼ごはんでいただきます!
自分で野菜を育てていくと、だんだんと愛情がわいてくるのが分かります。
そして、どんなもんだろう、とよく味わって食べてみます。
おいしいです。
味をおいしく感じるのか、
それとも、そういう思いがさらに「おいしい」と感じさせるのか。
わたし達が普段食べるもの、使うもの、そして住まい。
やっぱりそこに、自分や家族や知り合いの人たちの、
みえる顔と思いが込められた「もの」って味わい深くて、
幸せな気持ちにしてくれますね!
みーさん