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栗駒研修~山への恩返し①
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みーさんのブログをうけまして、栗駒研修の様子ををお送りします。
まず1日目、各営業所が合流し森林組合が行っている伐採作業の見学からはじまりました。
初めて見る宮城の山、初めて見学した伐採作業
今回見学するまで「人が手を入れた山」という意味をちゃんと分かっていませんでした。
人が植えた木は、作物と同じように、間引いたり光が通るように手入れしてやらないといけない。
ただ農作物と違って、何十年というゆっくりした速度で、人の目に触れにくい山の中で成長していく。
見えにくいけれど、忘れてはいけない場所。
初めてみる人工林は、一目見て「杉畑だ!」と思ってしまうほど、整然としていました。
間伐作業は森を健全に保つため、大きくなりすぎる暴れ木や細すぎる弱い木を適度な間隔を保ちながら伐っていきます。
ここの現場で動いていたのは北欧の機械、一台で木を倒し、指定の長さに切り、積み込みもできるはたらきもの。
伐採という言葉にあまり良いイメージを持てていなかった自分にはとても新鮮な光景でした。
これからは畑でいうところの収穫作業、皆伐、を見て「森林伐採けしからん!」とは感じずに済みそうです。
杭や板になっていく間伐材。
もっとほそっこい枝のようなものばかりだと思っていたので、こんなところにも驚きです。
直接見て、触れなければわからない景色がたくさんありました。
その後伐採現場を後にし、勉強会を経て2日目森林整備へ。
次のブログに続きます。
すーさん