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群馬だより~秋空の稲刈り
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
今年もアトリエDEFでは、自然栽培(無肥料・無農薬)でお米を育てています。
工務店であるわたし達、安心安全な自然素材の家づくりをおこなっているアトリエDEFは、
「暮らし」を提案するうえで欠かすことのできない「食」も、家づくり・暮らしづくりの一環と考え、
自分たちで作ったお米をスタッフのお昼ごはんや、見学会のかまどご飯で提供しています。
そして、先日の10月24日(土)
群馬県高崎市の榛名山麓にて稲刈りをおこないました!
稲刈り当日のあさ。
榛名山、おはようございます。
谷あいの田んぼは、いちめん黄緑色。
稲穂についている黒っぽいものは、稲麹(いねこうじ)です。
この黒い粒のなかには、麹菌が生きています。
昔は、この稲麹がつくとその年は豊作と言われたそうですが、
今は農薬によって稲麹の発生を防いでいるケースがほとんどのようです。
この麹菌は、お酒づくりや味噌づくりにも使えるんですって!
みなさん、田んぼに集まられたところで自己紹介。
わたし宮澤は、主催側にもかかわらず稲刈り初体験です。
ですので、BIOSKの桜井先生をはじめ、例年お手伝いいただいている
方々に教えていただきました。
さあ、がんばっていきましょう!
と、稲を掻きわけるといました「タイコウチ」。
昔よく、学校帰りの田んぼで捕まえてましたっけ。
自然豊かです。
小さなお子さんも、はじめてながら上手に稲刈りしてくれました。
ここはもち米エリア~。
刈った稲は、束ねて縄で結んで。
稲を刈るひと、束ねるひと、チームになって
みんなでやったら早いものです。
僕は田んぼでお昼寝中~。
ポカポカしてて、きもち良さそう!
そして私は、稲刈り体験もままならず、
お昼ご飯の準備に。
いつもの籾殻かまどご飯です。
稲からとれた籾殻で、お米を炊いて、
燃えた灰はまた土に還す。
これも循環ですね。
ご飯ができました~
とみなさんを呼びにいってみると、
竹を組んで、「はぜかけ」が始まっていました!
現代の大規模農業は「コンバイン」による収穫と大型の乾燥機で短時間に乾燥を行いますが、
こうして「はぜかけ」をしたお米は、太陽の光と自然の風により2週間ほどかけて
ゆっくり乾燥する、昔ながらの方法です。
ゆっくり乾燥されるため、米の熟度が進み美味しいお米になるようです。
お昼ご飯。
ワンちゃんもきました。
かまどご飯と、ゴロっと野菜たっぷりのお汁物、BIOSKさんからの
茄子味噌、きんぴら、カブ漬けなどなど。
とてもおいしい!
農作業のあとの、おいしいご飯はたまりませんね~。
稲刈りを終えた田んぼ。
すくすく育った稲はもうないけれど、
残った彼らに感謝です。
山あいの田んぼにかけられた稲たち。
この風景は、まさしく秋の風物詩ですね。
記念写真。
保育園の子供たちも手伝ってくれたのですが、
上のほうに遊びにいってしまいました(^_^;)
これから2週間ほど、太陽と風で乾燥されて、
11月14日(土)に脱穀となります。
脱穀って、どんな仕組みで籾殻と米粒にわかれていくんでしょうか。
今から楽しみです!
ご参加ご希望の方、ぜひ!!
お申込みはこちらから →11/14(土)稲の脱穀の会
みーさん