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木もれび通信~身近な草花と繋がって暮らす豊かさ
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こんにちは~群馬の櫻井です。最近、お天気がいい日が続きますね。
台風も接近中ということで~。
久々の雨は、畑や植物の潤いの雨になっていいですね~。
さて~新緑が気持ちのいい先日。
御代田町にある住んで5年の「ほとりの家」にお邪魔してきました。
石垣で高くなった土地の先に、その家はあります。
南面には、池とそこを取りまく木々、草花、鳥、水辺の生き物たち。
ウッドロングエコを塗った板張りの平屋。
施工事例の人気も高い「ほとりの家」。
私ははじめての訪問だったので、ワクワクしてこの日を楽しみにしていました~
お家の前は手作りのお庭。木を植えるのも、芝を張るのも自分たちで少しづつ、
手を入れて来られたそうです。
二人分の手頃でちょうどいい広さの畑。
お家の南に広がるお庭の先は、、何があるのでしょう?
何やら、木で出来たゲートのような門が、、ここをくぐぐって。。。。
よいしょっよいしょっ。。。と石段を降りると。
程よい大きさの池がありました。
ほとりには栗の木。秋にはこの栗で渋川煮を楽しまれているそう。
ほとりの周りは歩けるようになっていて、大人の足でゆっくり10分かからないくらいかな。。
あれ、、まだ奥があるみたい。
Aさまに案内されながら、食べれる草花をいくつか教えて頂きました。
池の周りもいくつか、密かにお水が湧いていて、
今が旬のセリやクレソンが撮り放題。(^^)
「今はね~野菜があまり取れない時期でしょう。だから、ここでヨモギを摘んで
天ぷらにしたり、ウコギの葉っぱを積んでご飯に混ぜたり、
食べ物には困らないの~」と素敵な日常を離してくださいました。
↓これも食べれるんだそうです。
何処にでもある、お馴染み雑草の「ギシギシ」。
新芽が粘々するので、刻んで梅おかかが合うそう。
振り返れば、お家は丘の上。
家のすぐ下がこんな豊かな場所だったら、
公園もいらない。たまに、ピクニックしたり、朝夕歩くだけでも
リフレッシュできそうでした。なんか、遠くに来たみたいな、不思議な感覚。
実はAさま奥様、森のガイドをされるお仕事。
今は森の中を子供たちと駆け回って、その魅力を伝え続けています。
そんなAさまに、こんな質問をしてみました。
「森のお仕事もそうですが、日々自然と繋がって生活される暮らし方は
どこから来ているのですか?」
すると、「子供の頃の母が道草が大好きで、散歩しては草花のことを教えてくれたり、
ご飯のおかずとして摘んで帰ったりしてたから~」
聞くと、小学校で書いた作文がみんなに騒がれた
微笑ましいエピソードもあったそうです。
「母が食事でヒメジオンをマヨネーズであえたおかずの話を書いたら、
えー!!ってみんなが驚いて。。。それから、それは一般的じゃないんだと知りました。笑」
お話を聞いて、そんな子供の頃の日々が
Aさまの今の元になっているんだなーと、とっても納得しました。
私も宮城の田舎で育ち、ばぁちゃんこだったので、
沢山共感できることがあり、童心に戻って池の周りを歩いていました。
さて、お家へ戻りましょう!と池を後にした私たち。
6月はもっと草が生い茂って、今がちょうどいい季節。
そんな時にお邪魔して、ラッキーでしたね~
石垣を登って。。
石垣の棚のような場所にも小さな畑みっけ!
これからも、石垣に月見台を作ったり、畑を増やしたりしたいな~と奥様。
薪小屋や木工系を担当される旦那様も、
「自分たちで、手をいれて何をしてもいい場所があるって幸せだよね~」と優しくニッコリ。
Aさまの家づくりは、この先も終わりがないようでした。
さてはて、お家の中の様子はまた今度。。
あ~~~羨ましい~~(> <)
ホントに素敵な、お二人の日々に触れた訪問でした。
6月には見学会も、させて頂けます。
詳しくはイベント情報をご覧ください。
★なお★