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アトリエDEF通信

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循環する小さなエネルギー 

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八ヶ岳営業所

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今年の循環の家はかまど、かまど、かまど   
ほぼ毎日かまど
出かけてもかまど   
かまどバカです!
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家を建てるのにキッチンにかまどを置きましょう といっているわけではありません。
置いてもいいですけど・・・。
何というか生活の場所に火がなくなってしまったことを危惧しています。
電気や石油やガスを使って間接的には家の中に火は存在します。
でも火が見えない。
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森に入ると落ち葉やマツボックリがたくさん転がっています。
そして細い枯れ枝。
それだけでごはんが炊けて料理もできてしまうということを知ってもらいたいのです。
それは化石エネルギーに比べると本当に小さなエネルギーだと思います。
2次的なエネルギーに比べたら更に小さなエネルギーです。
かまどでごはんを炊くときに必要なエネルギーは人間の労働するエネルギーだけです。
人間は食事からエネルギーをつくります。
循環を感じますよね。
写真 (2).JPG
かまどで一緒にごはんを炊いてくれた方たちはみんな楽しそうです。
真夏なのに火を焚いて汗だくになっていますが、火は最高だと言い残して帰って行かれます。
そして何よりもかまどのごはんは美味しかったと  。
火を炊くと煙が出ます。
都会では煙が出たら火事だと騒がれるかもしれません。
火は危険だと言われるかもしれません。
放射性物質を撒き散らす原発はとても危険だと思います。
でも大きなエネルギーが得られるといわれています。
火力発電も石油や石炭などを燃やしてつくります。
外国からエネルギー源を運び燃やして電気をつくり、それを送って消費します。
どれくらいのロスがあるのでしょうか。
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大きなエネルギーのことが問題になります。
みんなが大きなエネルギーのことを話し合っています。
とても大事なことだと思います。
でも私たちの暮らしは、昔そうであったように、本来小さなエネルギーだけでも
ある程度成り立ちます。
山があって、斜面があって、森があって、木があって、水があって、太陽があって
それを上手に使うと小さなエネルギーは出来上がります。
難しい電気の問題を考える前に、身の回りにある小さなエネルギーを知ることが
大事だと思います。
枝や落ち葉が燃えること、それで水がお湯になること。
これがエネルギーです。
そして、太陽と水と土から植物が育ち、それを食べると力が出る。
これも全部エネルギー。
小さなエネルギーは循環しています。
家をつくったり、暮らしをつくるとき、そういう視点で見れたら
素晴らしいことだと思います。
昔の家は本当に小さなエネルギーでつくられていたなーとつくづく感じる
今日このごろです。
kojima

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