森の循環
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日本は山に囲まれ
森に囲まれています。
森も循環しています。
ドングリが芽を出して太陽と土と水で大きな木に成長します。
途中で動物に食べられてしまう木もあるでしょう。
風で倒れてしまう木もあるでしょう。
森は太陽の光で光合成をします。
二酸化炭素を吸って酸素を吐き出します。
私たちに必要な空気をつくってくれています。
大きな実をつける木もあります。
小動物や鳥たちのエサになります。
春に芽吹いた木は葉をつけ秋に落葉します。
地面に落ちた葉は積もって腐葉土になっていきます。
フカフカした落ち葉の下にはたくさんの生きものが住んでいます。
雨が降ったらこのフカフカの土壌に水をためます。
水はゆっくりゆっくり大地に染み込みます。
いろいろなミネラル分を吸収しながら。
木にも寿命があります。
寿命をむかえた木は倒れてしまいます。
倒れた木はシロアリや他の微生物が分解して土に戻します。
また次の木の栄養に戻っていきます。
森は私たちにも恵みをもたらします。
木を伐って薪にすることができます。
炭にすることもできます。
家も建てられます。
森にはいろいろな機能が備わっています。
そして循環しています。
日本は世界的に見ても森林が多い国です。
そのおかげで水も豊富です。
森に生きるいろいろな動物が人間の住む場所に出没する
ようになってしまいました。森のめぐみの食べものが
不足しているからだそうです。
森が荒れてしまっています。
このままでは近い将来私たち人間にも悪影響をおよぼすことになるでしょう。
まだ寒い冬です。
山には多くの雪が積もっています。
この雪は夏の私たちの生活水になります。
水は山から、森からやってくるのです。
そんな当たり前のことをみんながちゃんと考えないと
いけないのでしょうね。
kojima