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群馬だより~群馬県邑楽町で地鎮祭がありました!
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
上代のころ(おおむかし)
ここ群馬県は上毛野国と呼ばれていて、
現在でも異称として「上州」や「上毛」という言い方が残っています。
群馬県邑楽町は、群馬県の東側、
「東毛(とうもう)」エリアにある町です。
群馬県には、県民なら知らない人はいない「上毛かるた(じょうもうかるた)」があります。
群馬県内の子供に群馬県の名物、歴史などを教えるために1947年に作られたもので、
このかるたにもあるように、群馬県は鶴が舞うかたちをしているのです。
邑楽町は「鶴の頭」になる辺りに位置しています。
さて、前置きが長くなりました。
この邑楽町内の駅のすぐ近くに、M様のお家を建てさせていただくことになり、
先日地鎮祭が行われました。
この日はお施主様とご両親も参加されました。
ここはもともと、ご両親が畑を耕して野菜をつくられていた場所でもあります。
地鎮祭がはじまる前、草刈りをしていたのですが、
おいしそうな長ネギがまだ何本か生えておりました。
四方祓いの儀。
宮司さんと、ここの神社さんは巫女さんもいらっしゃいます。
お施主様による「刈初めの儀」。
奥様とお子さん、ご両親が見守ります。
続きまして、DEF設計担当の丸ちゃんによる「穿初の儀」。
地鎮の儀の締めは、DEF近藤所長による鍬入の儀。
玉串奉天をM様ご家族で。
まだ小さいお子さんも、ちゃんと玉串をにぎってお祈りです。
となりでは巫女さんが横笛を吹いてくれていたので、より厳かな雰囲気
となりました。
土地の一画には、緑の低木が生い茂っていて、
地縄のラインと干渉しておりました。
干渉する部分の枝だけ落とすことになりそう、と話をしていたら、
宮司さんがそれなら、とお祓いをしてくださいました。
お施主様に伺うと、この木はフィジョアの木とのこと。
南米原産の常緑樹で、果実は南国のフルーティーな香りがします。
そうです、ここ邑楽町のお隣は、全国いちの暑さで知られる館林市なんです。
真夏は平気で37℃~38℃を記録します。
ですので、邑楽町の夏も灼熱です。
そして冬は赤城おろしが吹くため、体感温度は気温数値よりも寒くなるのです。
長野県とは「寒さの質」が違うといいましょうか。
そのような地域で家を建てて暮らすにあたり、M様にはDEFの家の土壁の性能
(夏涼しく冬暖かい)に興味をもっていただき、期待もいただいております。
完成は初夏の6月頃。
M様、この度は地鎮祭、誠におめでとうございます。
現代版土壁の家、今から完成が楽しみですね!
みーさん