雨を溜めよう!
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こんにちは。
突然ですが、この方の名前知ってますか?
鳥好きでなくてもメジロやキジバトなど、身近にいて名前ぐらいは聞いたことがある・・・
という鳥たちとは一線を画すこの方。
「わりとその辺にいるのに名前が全然知られていない鳥」シリーズの代表格ではないでしょうか。
ズングリむっくり体型の地味な色合いの彼、覚えてあげてください。
『シメ』です。
・・・名前も地味です。
さて、昨日は一日雨降りの信州上田でした。
雨降りはイヤだけど雪ではなく雨・・・。春を感じてなんとなく嬉しくなります。
『木もれびの家』のある上田市の塩田地域というところは、降水量が非常に少なく大きな川もないため、
写真の奥にあるようなため池がたくさんあります。
地図で見るとこの通り↓
この他にも地図に表記されない、個人で造った小さなため池もいくつもあり
この地域の人達がいかに水を大事にしてきたかがわかります。
そんな地域性もあるというわけで、木もれびの家にはMyため池があります。
雨は樋を伝って池に流れ込み、ためた水は植物たちの水やりに利用しています。
この池にはメダカや蛙、タニシなどが生息し、小さいながら生態系が育まれ、
ろ過装置やポンプを設置しなくても水が濁ることはありません。
でも池を造るのはチョット・・・という方には雨水タンク。
写真のような据え置き型や地面の下にタンクを埋めて汲み上げる埋設型など、
省スペースで設置が可能なので街中の広くない敷地にもおすすめです。
水は人間の営みにはなくてはならない貴重な存在。
雨を溜めることでできる、やさしい暮らしかたの一つです。
砥石