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アトリエDEF通信

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DEFの家の耐震性能について① (おまけ「茅野市土地紹介」)

ほっしー
八ヶ岳営業所

あけましておめでとうございます。 震災への募金と何かできることをやろうと思うほっしーです。

自らも気を引き締めて仕事に取り組んでまいります。 今年もどうかよろしくお願いいたします。

 

さて、今回はDEFの建物の耐震性能についてのご説明をさせていただきます。

【DEFの耐震構造について】

アトリエDEFの建物は、国産の杉の柱や梁を基本構造に使った木造在来工法です。 木造在来工法とは、柱や梁を組み合わせて造る皆さんがよくイメージされる家の建てかたです。

この工法で大切なのは、柱を垂直に建てるだけでは地震等の揺れでグラグラしてしまうので、その柱を支える「筋交い」と呼ばれるナナメの材料を要所要所に入れることです。

上のお宅の構造を見てもらうとわかりますが、窓が付く壁以外はほぼすべての壁にナナメの材料が入っています。 筋交い(ナナメの材料)は9㎝×4,5㎝の太さのしっかりとした材料です。

2階が重たいところの下には「バッテンの壁」をたくさんつくったり、カッチカチにしない方がいい所には「ナナメ一本」にしたりして、一棟一棟構造計算をしています。

そうやって「家の硬さ(剛心)」と「家の重さ(重心)」が丁度良いバランスになるようにしています。(ちょっと難しい話ですがこれを「偏心率を低くする」と言います。)

だから一番手っ取り早く地震に強い家にするには、あまり窓を作らないで強度のある構造用合板などでガッチガチに固めて、家の形は複雑にしないで、重さのバラツキが無いサイコロのような家をつくればいいのです。

しかし、アトリエDEFのお客さまが望まれるのは、開放的な空間だったり、山がよく見えるような大きな窓だったりします。 もちろん災害に強いことは大前提ですが、それ以外の普段の生き生きとした暮らしも大切です。

そして、家族の健康も考えて化学物質をできるだけ排除しているため、ほとんどボンドでできていると言ってもいい「合板」や「その他の工業製品の板」を私たちは使いません。

また、耐震基準が定められる前の古い木造住宅では、地震で2階の重さを支え切れずに1階がつぶれてしまうという報道を見ることがあります。 2階部分の高さを低めにして、平屋風の安定感のある形にすることも、地震に強いデザインだと言えます。

ですから、私たちの家を望まれるお客さまの様々な希望や理想が叶えられる木造在来工法で、構造や建物のバランスを考えた総合的に地震に強い家をつくっているのです。

それと、筋交いを入れるのは壁だけではありません。 1階や2階の天井にもナナメの材料を入れて天井がゆがんだりねじれたりしないようにしています。 天井に入れているナナメの材料のことを「火打ち梁」(ひうちばり)と言います。 アトリエDEFの天井にはびっくりするほど多く火打ち梁が入っています。

ご覧の通りナナメの材料を切ったりつなげたりするのって、大工さんの腕が本当に良くないとできないことなんですよね。 DEFの家を建てる大工さんは、確かな技術を持つ本物の大工さんです。

 

次回以降【乾燥方法で変わる柱の強度】【金物でつなげなくても大丈夫?】【耐震等級とは】【DEFの基礎構造】等を説明していきます。

 

 

【おまけ】茅野市土地情報「蓼科グリーンビュー開発」<茅野市豊平 南大塩区画11>

360°の大パノラマで八ヶ岳や霧ヶ峰・蓼科の山々・北アルプス等がよく見え、買い物にも便利な分譲地です。 上下水道ありのちょうどいい山暮らし。

ぜひ「蓼科グリーンビュー開発」さんのホームページをチェックしてみて下さい。 https://www.greenview.jp/?post_type=fudo&p=22328

八ケ岳がよく見えます!

蓼科山も。スキー場にも近いです。

霧ヶ峰方面。

 

 

 

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