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アトリエDEF通信

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1日に必要な薪の量は?

みかみ
上田本社

《意外と暖かい今年の冬》

今年の冬は暖冬傾向でしょうか。12月に入り、キーンと強く冷え込む日もありますが、日中は意外とポカポカ陽気の日が多く、外仕事をするにも過ごしやすい冬が続いています。とはいえ、朝晩は良く冷え込んでいることから、薪ストーブをお持ちのお宅では薪を沢山焚いているのではないでしょうか。

《汗を流して割った薪が燃料になる》

雪融けの春先から晩秋まで、せっせと割り続けて、延々と並べ続けた薪が、いよいよ冬の燃料として活躍するシーズンがやってきました。皆さんそれぞれに「1シーズンに必要な薪の所要量」をイメージして、「最低でもこれくらいは用意しておきたい」の目標を立てて、毎年薪を割ったり、買ったりしていると思います。私の感覚では、下記画像に示す量で「1シーズン分くらい」と毎年見積もっています。

《1日に必要な薪の量は?》

1日に必要な薪の量、皆さんのお家ではどのくらいでしょうか。私の場合、こちらの薪ボックスに満載にして2日間持ちます。薪ボックスに持ち込む際には、手元で乾燥具合を確認しています。日当たりと風通しが良い場所でも、半年~1年は乾燥期間が必要です。薪を手で持ったときの重量や、表面の色艶を確認しながら、1個1個手作業で運び入れています。

《焚き付けも用意しておきたい》

薪ストーブの着火時に必要な「焚き付け」も十分に備えておきたいもの。公園や森に落ちている木の枝や葉っぱ、薪作業で出てきた木の皮などが、強力な助っ人になってくれます。まずは焚き付けで小さな炎を起こし、その炎を薪に少しずつ燃え移らせていきます。ゆっくりと時間をかけて、煙をあまり出さないように、炉の温度を100℃、200℃と上げていきたいですね。

《日中の陽射しがありがたや》

薪ストーブは、エアコンやファンヒーター等と比較して、熱源としてとても優れた暖房器具と言えます。とはいえ、燃料は「薪」となるので、できる限り薪の使用を控えて、1シーズンを無事に乗り越えたいものです。そんな心配に対して、手助けとなるのが「陽射し」です。デフのお家は木質繊維断熱材と土壁の2重断熱層(自然素材の断熱材!)を標準仕様とすることにより、高い断熱性能を発揮してくれます。この性能を活かして、日中から夕方にかけては、各部屋の窓から陽射しを十分に取り込んで、お家をポカポカにしておくと良いでしょう。そうしておくことで、薪ストーブの着火タイミングを遅らせることができ、結果的に薪の使用量を節約することができます。

本格的な冬が到来し、薪スト―ブの恩恵を受ける日々は幸せな体験です。もちろん、単に温まるということだけではなく、天板でお湯やお鍋を暖めたり、炉内で玉ねぎや焼き芋を楽しむなど、色々な楽しみ方もグングン広がっていきます。新築でも、リノベーションでも、家づくりのスタートを切る皆さまには、ぜひこの薪ストーブを取り入れていただきたいですね!

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