アトリエDEF通信

軽井沢・御代田エリアにも、さわやかな青空と新緑の季節が到来しています。観光シーズンの到来に合わせて、軽井沢駅や中軽井沢駅前は、例年通りの賑わいを見せ始めていることでしょう。同エリアに住まう人々は「日中に軽井沢へ向かうと渋滞に巻き込まれる！」と分かっているので(笑)、自宅でのんびりと畑しごとや薪割り、お茶やお散歩を楽しむ方が多い印象です。そうそう、みんなが大好きな『ツルヤ』も、軽井沢店は混雑するので、御代田店に行くって方も多いですよね！

さて、少し前の話になりますが、GW最終日の５月６日(祝)に、御代田町で「オーナーズハウス見学会」を開催しました。軽井沢・御代田エリアでの開催は久しぶりで、加えて今回は平屋と２階建ての２棟同時開催という新しい試みを取り入れました。当日は、どんよりとした空模様でしたが、芽吹き始めた新緑と季節の花々に囲まれながら、実に約１０組のお客さまにご来場いただきました。多くのご来場、本当にありがとうございます。

見学会で人気のスポットは、日々の暮らしで滞在時間の多いキッチンでした！２棟同時開催ならではの流れで、アイランド型とＩ型を比較しながら、その使い勝手をオーナー様から直接お伺いすることができました。（そういえば、八ヶ岳営業所のキッチンもこの５月にアイランド型へリフォームしましたね！）そして、太陽熱温水器や雨水ポンプ、薪ストーブなど、化石燃料基準のエネルギー消費を抑えた「循環する暮らし」の仕掛けもご覧いただきました。上記イラストと今回のオーナー様邸は、ほんの少し仕様が異なりますが、環境にやさしいエネルギーサイクルを取り入れています。

見学会では、住まい手の暮らしそのものを見て感じていただくことを大切にしています。「モデルハウス『循環の家』ではこうだっだけど、実際に暮らしているお家ってどんな感じなんだろう？」、「無垢材の経年変化って、実際にどうなの？」、「住んでいる人の声を直接聞いてみたい！」などなど。皆さまが持つ素朴な疑問や気持ちにお応えしながら、デフが提案する暮らしと家づくりを感じていただく機会となっています。

でも！「花より団子」になってしまうのがデフのイベント。見学をひと通り終えると、おーちゃんがコツコツと準備をしてくれた「お茶セット」がデッキで提供され、携帯用ミニかまどで丁寧に蒸した米粉のマフィンが特に大好評でした。お昼はお昼で、こちらもおーちゃん特製の「手づくりカレー」がスタッフとオーナー様に振る舞われ、頬を撫でる柔らかな風を感じながら、お庭で食べる美味しい外ご飯をみんなで楽しみました。

デフでは家づくりの基礎となる「暮らし」に重きを置いています。庭や畑、薪しごとも大切にしていますし、お茶タイムや趣味の時間も大切にしています。「暮らし」を司る環境に配慮した素材やエネルギーも大切にしています。見た目のデザインも大切な要素ですが、それ以上に、住まい手が本当の意味で、末永く幸せに暮らせる空間を、僕たちは提案しています。その一端を、ほんの一部ですが、本イベントで感じていただけたら嬉しいです。・・・次回開催はいつかな？また会場でお会いしましょう！