アトリエDEF通信

ちょっと趣向をかえて・・・。木もれびの家常駐の（ゆ）です。遊び担当の私は、11月頭の三連休に自然の中の遊びをお勉強する会に行ってきました。
皆様「インタープリター」ってご存知ですか？
「interpreter=通訳さん」のことです。
実はこの通訳さん、ただ外国語を母国語に変える人だけじゃないんです。自然の声を聞いて、私達に教えてくれる人もインタープリターといいます。
こちらのインタープリターはまだあいまいな部分もありますが、最近では日本でもしっかりした組織ができてきています。
私はそのスキルを身につけるために、嬬恋村に行ってきました。

-初日-
佐久から会場の鹿沢（国民休暇村）まではほとんどが山道。でも朝日に輝く唐松林の紅葉が綺麗でした。鹿沢はやはり寒くて、すんだ空気でした。
会場につくやいなや名札を作りました。
シナノキにマジックで名前を書きます。シナノキは長野県に多くあった木だそうです。あちこち「～しな」という地名が多いのもこのせいでしょうか。
午前中は歴史の勉強。
嬬恋の歴史は良くわかりませんが、歴史好きな自分は結構楽しい時間でした。
午後はインタープリターのプログラムの作り方と保全に関する考え方の講義と応急処置の講義。テーピングが役に立つということを改めて知りました。

-2日目-
朝からネイチャープログラムを体験しました。
インタープリターといっても、ただ自然の中で解説するわけではありません。ゲーム等通して自然や自分について発見を促します。
自己紹介のプログラムや木を当てるゲーム等色々やりました。
毎度毎度参加するたびに思いますが（学生の時から似たような研修行ったことがありました）、楽しいです♪しかも参加者も本気でプログラムをやるので雰囲気がいいです。
午後も同じくプログラムをやりました。講師が腹話術を使っており、これをモデルハウスの解説に応用したら楽しいだろうと思い、私も腹話術師になろうと決心！！そして今練習中・・・。

-3日目-
浅間山周辺のお話と救急処置（心肺蘇生法等）をやりました。
午後は講義とフィールドワーク。植物観察でした。み～んないろいろ知ってて、参加者もほとんど講師みたいでした。

参加者の平均年齢はだいぶ高い講習会でしたが、みなさん非常にお元気で、山に50回以上登ってたり、浅間山山頂の写真見せてくれたり、プログラム中に本気で木登りしてたり・・・妙な人たちばかりでした(笑)
でもいつまでも元気で、退職してもやっていける活動があるってことは良い事だと思います。私もいろんな刺激を受けました。
これをモデルハウスや八ヶ岳遊塾でのイベントにつなげていきたいです。自然は山だけではありません。自分が子供のころ道草くって遊んでいたように、身近な所で自然と触れ合える機会を作る自然解説員になりたいですね。（ゆ）