kanto
おすすめの絵本の話
- Series
- しま
- 山梨営業所
こんにちは。関東営業所・環と環のしまです。
群馬に移住して、はやくも一か月が経とうとしています。
まだまだ慣れないことも多く、道もなかなか覚えられませんが、お野菜がとにかく安くて助かっています。
朝、鳥たちのさえずり‥というよりは、しゃべくり漫才?くらい威勢のいい鳴き声に目を覚まし、今日も元気ですなあとはじまる一日。
夜には、近くの田んぼから聴こえるカエルたちの大合唱に、今日も元気ですなあと一日を終えます。
そうそう、「かえるのうた」ってありますよね。
「♪かえるの歌がきこえてくるよ」ではじまるあの歌なのですが、
かえるの歌がきこえてくるよ
クヮ クヮ クヮ クヮ
〇〇〇〇〇〇〇〇
クヮ クヮ クヮ
この〇〇の部分、みなさんはどうやって歌っていますか?
どうやら人によって歌い方が違うようなんです。
関東営業所では、
「ケロケロケロケロ」が4票
「ゲロゲロゲロゲロ」が1票 でした。
さて真相はどうなんだいと調べたところ
文部省唱歌では「ケケケケケケケケケ」が正式らしいです。
なんという衝撃の事実……!
Youtubeで調べてみたら、日本人の歌のおねえさんも、ケケケと歌っていました。
原曲はドイツ語で、後半の鳴き声のパートは
「 quak, quak, quak, quak, kä kä kä kä kä kä, quak, quak, quak 」
だそうです。
käは、ケーという発音が近いみたいでなので、原曲から考えるとやはり「ケケケ」になるのでしょうか。
けれど、日本の音楽の教科書によっては、ケロケロと書いてあったりゲロゲロと書いてあったりもするようで、みんな習った歌詞がそもそも違う可能性大です。
なので、もう自分が思うカエルの鳴き声で歌っちゃえば?という結論に至りました。
今夜カエルの鳴き声をよく聴いて、私なりの歌詞を作ってしまおうと思います🐸
さてさて‥話が脱線しましたが‥
自然が近くにある生活はいいなあと感じます。
季節やいのちを感じては、自分がつい目の前のことばかりを考えていたことに気づかされます。
最近は、道端の紫陽花が見事に咲いていて、こういうものにじーっと見惚れる10秒間だけでも、大切にできる日々を過ごそうと思う今日この頃。
そんなこんなで、今日はおすすめの絵本を一冊ご紹介します。
『歩くはやさで』文 松本 巌/絵 堺 直子
本屋さんで見つけた一冊。
表紙がかわいいな~とページをめくってみたら、現代社会のあらゆるモノに囲まれてちょっと疲れてしまった大人たちに送る絵本でした。
少し疲れただけなら懐かしい海を見よう。
少し迷っただけなら新しい靴を履こう。
少し辛いだけなら新しい花を飾ろう……。
ちょっとブルーな気持ちになったときに、ふわっと気持ちをラクにしてくれるような本です。
あとがきにある「トクしたい。ムダは嫌。楽して楽しいのがいい。でもそれは、何かを得たようで奪われているのかもしれない」という言葉に、考えさせられます。
絵のタッチはゆるりとしていてかわいらしいのですが、
作中に、街中や電車でみーんなが下を向いてスマホを見ている絵が出てきたりします。
この部分、若干の説教臭さを感じる方もいるかもしれません。
でも、私自身、実際に街中で「目の前の全員スマホ光景」に気づいたときに「これは異常だな……」と面食らうことがあるのも事実。
そうはいっても私だって人のことは言えませんし、死んだ魚のような目でスマホをいじっていることもあります、たぶん。だからこそ、歩くはやさでめぐる季節を感じて、自分のアクセルも少し緩める、みたいなことを癖にするのも大切だな~と感じるわけです。
なんだか日々を消費してしまっているな…
もう6月が終わるなんて信じられないのですが…
自分はなにがしたいんでしたっけ…
というような気持ちになったときに、おすすめです。
見つけたら、ぜひパラパラと読んでみてください~
それでは、また!
しま