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アトリエDEF通信

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アトリエデフのお漬物シリーズ①

Series
けろ
八ヶ岳営業所

おはようございます!!!けろです!!
朝車に乗ろうとしたら、フロントガラスが凍っていて遅刻しそうになりました。笑
もうそんな季節か、、と思いながら、凍らないように本日よりシートをかけたいと思います。

さてさて、信州の冬支度といえば!!!
お漬物』ですよね^^

去年お漬物を準備した日が寒すぎて、
今年は日が暮れる前に終わらすぞ!!と皆で気合いたっぷり。
果たして今年はどんなお漬物をアトリエデフでは漬けるのか!!!

エントリー№1「野沢菜漬」
信州のお漬物といえば、「野沢菜漬」といってもいいほど有名なお漬物。
西日本では高菜漬をよく食べていましたが、
長野県は高菜漬ではなく野沢菜漬なんだ!と衝撃をうけました。
そもそも、“野沢菜”という野菜に親しみがなかったのです、、、。
“野沢菜”の歴史を調べてみると、長野県の北東にある野沢温泉村の住職が宝暦6年に京都から「天王寺かぶ」を持ち帰り植えたのが始まりだそうです。
しかし、温暖な地域の天王寺かぶは、標高も高く高冷地である野沢温泉村の気候風土により突然変異を起こして、根が育たず葉と茎だけが大きくなり、地名の付いた今の“野沢菜”になったと言われています。
大きいもので1mほどになる野沢菜!!!
今年のデフの野沢菜はこちら!
とてもおっきくて、立派な野沢菜!!!
全部でなんと84㎏!!!!!!

茎もかぶも大きくてびっくり!!!笑

収穫した後は、しっかりと土を落としていきます。
ここからが勝負!!!八ヶ岳スタッフ総出で頑張るぞー!!!
(※1人だけカメラ目線のスタッフが、、、だーれだ?笑)

ここからは洗う工程でも3ステップあります。
1.軽く泥を落とす
2.かぶと茎・葉の部分でわけ、十字の切り込みを入れる。
3.葉と葉の間などに入ってる土や唐松の葉をしっかりと落とし、水気を切る。
営業所のウッドデッキが一面野沢菜だらけに、、笑

そして切り分けたかぶはというと、、、
どどん!!!こちらも大量だ!
切り分けたかぶは味噌漬けや醬油漬け、甘酢漬けなどなどにしていきます。

さてさて、そんなこんなで1番大変な漬けるまでの下準備が完了いたしました!
皆でやると大変だけど楽しい^^

では、いざ漬けていこーーー!
野沢菜の繊維を壊すためにねじりながら、樽に敷詰めていきます!
一段目がいっぱいになったら、塩、こんぶ、鷹の爪を適量入れます。
こんな感じです↓
これを野沢菜がなくなるまで繰り返していきます。
茎が新鮮過ぎてねじるときに「バリバリバリッ!」って毎回音が鳴っていたので、
「クラッシャーもえこ」という新たなあだ名誕生。笑(命名:おぐっぴー・いーちゃん)
毎年お漬物シーズンに登場するかも、、!?
そしてやっと、野沢菜漬30㎏つけ終わりましたーーー!!!!!!
とてもとても美味しそう。
美味しくな~れ、美味しくな~れ。

寒い地域では、冬になると田畑から葉物などの青ものがひとつもとれなくなるため、
晩秋になると保存用に大量に漬物を仕込んだんですね。
昔の人が生きるためにしていたことやものは、色々な時代の流れの中で生きるために試行錯誤されながら残ったものが多く、本当に尊敬します。
そしてなによりも“やってみる”ことで、より大変さも凄さも実感しますね。
日々精進あるのみ!!!!!

 

次回、エントリー№2「野沢菜キムチ」!!!
乞うご期待!!!

以上、けろでした🐸

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