アトリエDEF通信

みなさんこんにちは。

野生動物をよく目撃する関東営業所の対比地です。

先日、高崎市美術館へ行ってきました。

お目当てはこちら！

旧井上房一郎邸です。
高崎駅前の賑やかな場所にこんな建物があります。

高崎生まれの井上さんは群馬交響楽団の設立や群馬音楽センターの建設にも関わったお方で群馬の文化発展に尽力されました。交流のあったチェコ生まれの建築家アントニン・レーモンドさんの自宅兼事務所を写した建物なんだそうです。それに群馬の風土にあわせてアレンジしてあるそうです。

あまり建築史には詳しくないのですが、レーモンドさんは吉村順三さんや沢山の近代建築家の方たちにも影響を与えている方なので、デフの家づくりにもレーモンドさんのマインドが受け継がれていると感じました。

レーモンド・スタイルは居間の引き違い戸を開け放つと、庭園と一体にすることができる作りになっています。西洋の建築が自然に対抗したものであるのに対して、レーモンドさんの建物は日本の四季とともにある建築なんだそうです。

自然と調和した家。四季がある日本は自然とうまく付き合っていく家が合っているなと思います。デフの家はまさにそんな家ですよね。

関東営業所に来られた際にはぜひ寄ってみてくださいね～