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アトリエDEF通信

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言葉のちから。伝える力。

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八ヶ岳営業所

なんて力は、今の自分にはどちらも無いのだけれど。

オススメの本のお話しです。

最近までは、こう思ってたんですよね。

自分の力(なんの力なのかはあいまいだけど….)というか、自分の内面をピカピカにというか、善い状態でいられるような人でいれれば、勝手に自分の口とかから出たりする言葉とか、書いたりする文章だとかが、勝手に「言葉のちからや、伝える力」がモリモリそれに伴って強くなっていくものだと。

たぶん、なんの確証もないのだけれど、この考え方自体はそんなに間違ってはいないのかなって思ってはいます。

まぁ、今までに読んだ本だったり、いろいろな要素の影響でそう思っちゃってる感じはあるんですが。

自分の「内なる言葉」を磨けば、そこから出てくる「外の言葉」は、磨かれるものだと。

そう思ってる。

だから、なんとなくだけど「外の言葉」だけを磨くという事へ、なんか抵抗が強くありました。

外の言葉なんて磨かなくたって、内側の言葉を磨けば、わかる人にはわかるだろう!て思ってたし、今も少し思ってる。

けど。

「だけ」

じゃなければ良いんじゃないかなって思った。

またこれも最近読んだ本の影響なのだけれど….

 

この本の中であった言葉の一説。

まぁ、ようは言葉のスキル的のものの中のギャップ、リピートを使うものでの一文があった。

アメリカのボブ・ムーアヘッドという牧師さんの説教を取り上げていました。

以下引用ですが、是非読んでいただきたい文章です。

「 この時代に生きる 私たちの矛盾 」

❝ビルは空高くなったが 人の気は短くなり
高速道路は広くなったが 視野は狭くなり

お金を使ってはいるが 得る物は少なく
たくさん物を買っているが 楽しみは少なくなっている

家は大きくなったが 家庭は小さくなり
より便利になったが 時間は前よりもない

たくさんの学位を持っても センスはなく
知識は増えたが 決断することは少ない

専門家は大勢いるが 問題は増えている
薬も増えたが 健康状態は悪くなっている

飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し 笑うことは少なく
猛スピードで運転し すぐ怒り

夜更かしをしすぎて 起きたときは疲れすぎている

読むことは稀で テレビは長く見るが 祈ることはとても稀である

持ち物は増えているが 自分の価値は下がっている
喋りすぎるが 愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる

生計のたてかたは学んだが 人生を学んではいない
長生きするようになったが 長らく今を生きていない

月まで行き来できるのに 近所同士の争いは絶えない

世界は支配したが 内世界はどうなのか

前より大きい規模のことはなしえたが より良いことはなしえていない

空気を浄化し 魂を汚し
原子核を分裂させられるが 偏見は取り去ることができない

急ぐことは学んだが 待つことは覚えず
計画は増えたが 成し遂げられていない

たくさん書いているが 学びはせず
情報を手に入れ 多くのコンピューターを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている

ファーストフードで消化は遅く
体は大きいが 人格は小さく

利益に没頭し 人間関係は軽薄になっている

世界平和の時代と言われるのに 家族の争いはたえず
レジャーは増えても 楽しみは少なく

たくさんの食べ物に恵まれても 栄養は少ない

夫婦でかせいでも 離婚も増え
家は良くなったが 家庭は壊れている

忘れないでほしい
愛するものと過ごす時間を

それは永遠には続かないのだ

忘れないでほしい
すぐそばにいる人を抱きしめることを

あなたが与えることができるこの唯一の宝物には 1円もかからない

忘れないでほしい
あなたのパートナーや愛する者に「愛している」と言うことを 心を込めて

あなたの心からのキスと抱擁は傷をいやしてくれるだろう

忘れないでほしい
もう逢えないかもしれない人の手を握り その時間を慈しむことを

愛し 話し
あなたの心の中にあるかけがえのない思いを分かち合おう

人生はどれだけ呼吸をし続けるかで決まるのではない
どれだけ心のふるえる瞬間があるかだ。❞

この文章は、この本に書かれている事の内容が凝縮したような文章でした。

私自身もこの文章を読んだときは感動し、心がふるえました。

でも、たぶん、この言葉を言った人は、表向きのスキルだけを駆使してこの言葉を言ったわけではないんじゃないかなっていうのも、なんとなく感じた。

もちろん世の中には、こういうスキルを上手に使って、うまーく生きている人もいる。

けど最近思う。人ってそんなに馬鹿じゃない。

もちろん対面で会えばそうだし、文章だったりでもそう。

どこかに綻びが見えるような気がする。嘘をついていたら。

いや、ホントわかんないですよ。上記の文章を言った牧師さんもこのことをホントに思っていたかどうかなんて、会った事もないし、知らない人だし。

でも、なんだろうか。
ホントに思ってもいない事にこんな熱量込めた文章や言葉になるのかなっていうのが今の正直な思い。

だから自分もこれから文章や言葉には、嘘はつかないっていうのは大前提で(笑)
そこに伝え方というか、相手への伝わり方も考えながら伝えていけるようになると、自分が伝えたいって思っている事が「より」伝わりやすくなるのかなって感じた最近でした。

ご拝読ありがとうございました。

まる。

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