yatsugatake
修理中。
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循環の家八ヶ岳の障子を建具屋さんに直して頂いています。
循環の家八ヶ岳も竣工から11年経ちまして、子供たちのパワフル攻撃により、障子紙が(1枚ですが)全面的にボロボロに。。。。
今回直して頂いている障子は、
えび専務こだわりの内山紙の障子です★
内山紙は、信州の特産品にも指定されたコウゾ100%の和紙で、昔の高井郡内山村(現在の下高井郡木島平村)で作られている和紙です。
360年の歴史があり、内山村は豪雪地帯のため、コウゾを雪にさらして作られる和紙として有名だそうです!なんでも、雪にさらすことで、雪が溶ける際に発生するオゾンが持つ、漂白効果によってコウゾの皮が白く漂白されるそうです。う~ん。昔の人ってすごい!
今回、手すきの和紙が欲しかったのですが、内山紙共同組合さんにお聞きすると、手すき職人さんが高齢で体調を悪くし、現在、手すきを行っている人が居ないそうです。ここでも、後継者不足の問題が出てきているようでした。。。
機械すきの和紙はあるので、今回は機械すきの内山紙を頂きました。
障子が直って戻ってくる日が楽しみです!
ちなみに、両面障子紙を張った建具なんですよ!ふつうは、片面に障子を張りますが、両面張りも良い雰囲気です。
なつこ