all
次世代エネルギーの展覧会
- Series
- ほっしー
- 八ヶ岳営業所
2月26日~28日まで東京ビッグサイトで開催された次世代エネルギーの総合展覧会「スマートエネルギーWeek」に行ってきました。コロナウイルス感染拡大防止のため入口では来場者の体温を計測し、全員マスク着用と手のアルコール消毒が徹底されての実施でした。
アトリエDEFは自然と共に丁寧に暮らす提案をしていますが、現代社会の暮らしにおいてはある程度のエネルギーは必要になります。そこで、石油石炭を使わずエネルギーの利用時や製造時においてもCO2を排出しない新しいエネルギーや、再生エネルギー等で作られた電気を効率よく利用する機器等についても今後の最善の方向を探っています。
現在家庭でも普及してきた太陽光発電に関しては、昼間発電した電気を蓄電池に貯めて、夜の家庭の電気をまかなったり、電気自動車に活用したりするという動きが盛んになっています。各社様々な家庭用蓄電池を開発し、携帯用としてアウトドアでも使えるモノから、壁に設置するものなど様々です。価格的にまだまだ高価になりますが、ひとつでもあれば災害時にも役立ちますね。
石油石炭に代わる次世代エネルギーとして現在一番有力なのは「水素」のようです。しかし、水素自体は燃焼する時にCO2を発生しなくても、結局水から水素を作る時に電気が必要となるので、その電気をちゃんと再生エネルギー等CO2を発生させない発電方法で作ることが大事になります。現在の技術では製造時においても完全にCO2ゼロにすることはなかなか難しそうです。
今回多くの企業や自治体が「SDGs」を強く意識して、持続可能な社会のために新たなエネルギーや製品の開発を行っているという意欲は感じました。これからもこのような流れがどんどん加速していくことを期待しています!
なおコロナウイルス感染拡大のため、いくつかの企業が今回の展示を中止していました。日本はこの1~2週間がコロナ拡大防止の山場だと報道され、総理の緊急会見で3月は学校も臨時休校となる異常事態です。
実は地球もこの1~2年で私たちがどの様な対応を取るかで、未来が決まってしまうそうです。なにかここ数年の異常気象も新型コロナの流行も、我々人間に対する反省と変革を求めての地球からのメッセージのような気がしてなりません。
私たちも一企業として、未来を託す今の子供たちやこれから生まれてくる子供たちのために環境を守る取り組みや暮らしの提案を今後も積極的に行っていきます。