kanto
群馬だより〜動物園で森の学び
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こんにちはろー
キノです。
小学校、中学校、春休みに入りましたね。
土日出勤のこの会社では、大型連休、学校の長期休みが家族サービスのチャンスです。
キノは家族でとある動物園に行ってきました。
自然をたくさん感じられる動物園でした。
(送電線が残念でしたが、仕方ないですね。)
こういう渋い色の髪の毛になりたい…笑
鳥は鮮やかな色の種類が多くてとても綺麗でした。
時折、展示を見ながら触れ合う自然を守るため、視点を自然保護にあてた掲示がありました。
インドネシアのスマトラ島では、パーム油とコピー用紙を作るために森が破壊され、原料となるアブラヤシの畑にされているようです。(画像を拡大して読んでみてください。)
↑左下。たったの30年で森林は47%にまで減少。
コピー用紙の使い方、もしくは買い方も気をつけなければならなそうです。
そして、同じ掲示の右手には、その畑を作るために行き場を失った動物たちのことが書かれていました。スマトラトラが悲しい顔をしていました…
こちらはまた別の掲示。
う〜ん…人のエゴが動物にしわ寄せとなっている…
「伐採された木々は、先進国で消費されている」
日本もその消費国の1つに入っていることでしょう。
こちらは最後の一文が衝撃的。
「薬効はないと考えられている」のに、薬として狩猟されてしまうとは。
写真を取り忘れましたが、アフリカゾウは樹の葉を食料とし、大地に太陽の光が入る森を作るる役割があるそうです。お!すごい!世界で一番ナチュラルな間伐!(?)
ゾウは果実も食べますから、その種はフンに混じって他の土地に運ばれます。
そこでまた新たな森が作られる、という仕組み。おぉ…感動。
しかし、象牙のためであったり、ハンティングの遊び感覚であったり、やはり人のエゴで無残に殺されてしまっている現実もあるようです。facebookでたまに流れてきます。
子どもたちが動物と触れ合う、動物を見て喜ぶ姿を見るのは親として嬉しいのですが、一方でケージの中で行ったり来たり同じ行動を繰り返す動物(ストレスがたまってウロウロするそうです)を見ると、心が痛む場面もありました。
特にオオワシなどの鳥は大空を羽ばたく動物なのに、(少し広めでしたが)ケージの中…
地球も森も動物も、人間のように「痛い」とか「嫌だ」と声をあげません。
声にならない声に耳を傾けることが、現代に必要なことなんだと思います。
キノ