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日本の山を守り育てる~どんぐりポットワークショップを開催しました!
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こんにちは、上田本社のあきたです。
もうだいぶ涼しくなりましたが、
8月の暑い暑いお盆に、東京に行ってまいりました。
目的地は「電通」さんです!
何をしに行ったかというと,,,
電通さんの社内イベント「かいしゃぱーく」で
「どんぐりポットワークショップ」を開催させていただきました。
「かいしゃぱーく」とは…
電通さんの社員さんとそのお子さん向けのイベントです。
イベント期間、社員の方はお子さんを連れて出勤し、
お子さんは、かいしゃぱーくの楽しく学べるプログラムに参加して一日を過ごします。
社員とお子さんと会社が、それぞれ知り合うことにより
「仕事」と「私生活」の枠を越えた理解が生まれ、
相乗効果が期待されます。
「どんぐりポットワークショップ」とは…
長野県小谷村(おたりむら)の木を使って
デフのげんきさんが作ったどんぐりポットに
森のどんぐりを植えてもらおう!というデフの取り組みです。
今回はどんぐりなどの苗を植えてもらいます。
端材から削り出したポットです。
何にも塗っていない、木そのまんまです。
ではでは、始まります~
冒頭には、
「このポットが、苗が、どこからきたのか。
そこに住む人たちはどんな人で、
どんな暮らしをしているのか。
そして今、日本の山はどうなっているのか。」
ということをイラストと写真に
まとめたスライドを見て貰いました。
山の手入れがきちんとされないまま土壌が弱ってしまうと
深刻な土砂災害につながること
光が届かなくなってエサが育たなくなると
動物が山に住めなくなってしまうこと
なんとなくでも分かってもらえたかな??
さあ、次は自分の手を動かしてみよう!
代表の大井が植え方を説明します。
みんなしっかり聞いてくれています。
下にウッドチップを敷いて、好きな苗を選んでいきます。
何だか騒がしいと思ったら、
段ボールから虫が出てきた!
喜ぶこどもたち、たくましいです。
土をこんもり盛るのがポイントです!
みんな一生懸命にポットを作ってくれました。
最後に名前を書いて、完成!
現在、日本の山は手入れが行き届かずに、
荒れてしまっている山がたくさんあります。
その影響で、どんぐりなどのエサが無くなり、
動物が里に下りてきてしまっています。
きれいな水も飲めなくなってしまいます。
このことを多くの人に知ってもらいたいのです。
ただ、「日本の山は大変なことになってるんだ!」
と言っているだけでは、なかなか伝わらないのかもしれません。
でも今回のように、自分の手を動かしながら学んだことは
どこか記憶の隅に残ってくれていると思います。
このワークショップに参加していた子どもたちが
もう少し大きくなった時、
「そういえば、お父さんやお母さんの会社に遊びに行った時、
山のお手入れは大事って言ってる人いたなぁ」
と思ってもらえるだけで十分です。
その時に、山が果たしている大事な役割について
一緒に考えてくれたら嬉しいなぁ。
ワークショップの最後には、
2年後にどんぐりが大きくなったら、
一緒に山に植え戻しに行こうねという約束をしました。
電通の皆さま、このような機会を頂きありがとうございました!
ーーおまけーー
機能性抜群のオフィスチェアに感激するデフスタッフ達(笑)
あきた