上田の味噌づくり 手間を味わう贅沢
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みなさんおばんです。広報・イベント担当のさくらいです。
今日は、群馬から上田の本社にビューーンと参りまして、
沢山のお客さんと一緒に味噌づくりをしておりました~
先日の群馬の味噌作りが、大雪で中止になってしまったので、
とっても楽しみにしていたんです。
今回は、材料にもこだわりました(^^)大地の力がぎっしり詰まった無肥料無農薬の大豆やお米。。
麹は群馬の味噌の先生による手作り!
この日の為に、ご自宅で布団をかけて寝かせ(本当です)大切に作って頂きました。
お米はご自身で育てたもので、農薬を使わず手間が掛かっています。
麹菌は秘密の京都からのお取り寄せだとか。
大豆は、長野県の大岡村・農楽里ファームさんの「ナカセンナリ」
タンパク質より糖質の高い甘いお豆。あーーーありがたいですね。。。生でかじってもほのかに甘いの。。
青臭い感じが薄いというか。。ついついポリポリ、味見が過ぎてしまいました。
肝心のお塩は、「海の精」。国産の海水を塩田と平釜を用いた日本の伝統的な製法のもの。
シンプル。だけどとっても大切に作られたものが勢ぞろい。
なんだか、気分は料理の鉄人です!
さぁいざ!本番当日!今朝、早い時間から管理部のサワさんが、
一晩水に泳がせいい感じにリラックスした大豆ちゃん達をゆっくり炊いてくれました。
まずは火付けです。藁を着火剤に、火元の用意。
よし着いたぞ~~
よいっしょ~~(^^)羽釜がおっおきぃ~~~。お風呂ですか???という位の大きさ
こういうのが、昔は地域ごと、親戚ごとに、お金を出し合っ持っていたものだそうですよ!
加水しながらじっくり煮て、そろそろ4時間経過です。。
指で潰せる程になったので、釜からあげますよ。
ゆで汁(通称あめ ゆで汁だけで甘い黄金色)も後で使うから、とっておきます。
みんなで豆を潰します。あえて、石鹸で手は洗わないのです。水だけでね。
其々がもっている菌が、隠し味になるのですって~
麹や塩を混ぜて、さらにコネコネ。ちびっこさん達はとっても楽しそう!
みんなホントに、積極的。(^^)
そういってる間に、お外では何やら薪割。
土かまどでご飯を炊くのをお願いしちゃいました。
そして、豆を煮た大なべでは2年前に作ったお味噌で味噌汁が出来ました。
上田商店街のかつぶし屋さんの削った「かつぶし」と「いりこ」の出汁入り。
なんて、香りがいいのでしょ~~~う。燻した香り~♪
台所では、おかぁさんチームがお握り♪お握り♪手際が良くて、パパット出来ちゃいました。
まとっまて来たので、まるめて小分け。
各々、樽にぶつけて入れて、お塩で蓋をして完成!
最後は、みんなで作ったお味噌とお握りを囲み、会話が弾みました。
手間を味わう味噌作り。
材料も生産者の心が詰まってます。
助け合って、教えあって、分け合って。
お鍋を探して来てくれた人。作り方を教えてくれた人。
今日のこの日に、関わってくれた皆に感謝です。
有難いな~。
昔はこうやって、繋がってたんですね。
寒い冬も、みんなで集まってね。
ホントのお楽しみはこの先の、秋か冬の初め。
なんだか宝物をしまうみたいな、わくわくする気持ち。
スイッチ一つで直ぐに手に入らない面倒さも、いいものですね。(^^)
★なお★