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東北信日記~たきたてごはん
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは、上田本社のみなみんです。
東北信担当になり早一年。
上田のかまどにも慣れ、薪と炊き上がりの時間もつかめてまいりました。自然の恵みをエネルギーに替え、そして無駄なく燃え残りを出さず炊けたとき、何とも言えぬ達成感があります。
さて、最近の上田のごはんはますます美味しくなりました。
炊き方もさることながら?あるお米に出会ったからです。
オーナーさんを通してご縁をいただいた、佐久市「望月おかいこ農場」さんの無農薬栽培のお米。その名も「たきたて」ネーミングセンスの塊ですね。ハゼ掛け、天日干しされ手間暇かけてつくられたお米は甘くて、もちっとします。今は新米で、お水を少なめに炊くとスーパー美味しいです。
「望月おかいこ農場」さんでつくられるのはお米だけではありません。名前にもあるおかいことは、蚕のこと。私たちのひいおばあさん以前明治くらいから前には蚕の産業が盛んだった日本ですが、今ではずいぶん(どころかほとんど?)養蚕農家が減ってしまいました。現在日本で使われている絹は多くが外国からのものだそうです。
繭を10個重ねてひきのばしてできる、真綿。これをつむいで糸にする。
そんな養蚕業に出会い、もともと伝統工芸に携わっていた吉原さんは、「背景を知って気になっちゃって、それでもいいと割り切れなくて。」と、蚕を飼うところからやってみようと「望月おかいこ農場」がはじまりました。
つむぐ機械
自作の機織り機
昔は分業だった養蚕、一人で完全にはできないけどどこまでできるか挑戦です。
まずはお米や野菜を育てながら、絹の生産から商品にするところまでしっかりできるようにしたいとお話していただきました。
絹のストール。軽くて肌触りがとっても良いです。
上田のお米は、かまどでたきたてですよ!食べにきてくださ~い!
みなみん