tohokushin
9、いよいよ着工
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
連載ブログ【家づくり~夢が形になるまで】
第9回のテーマは「いよいよ着工」です。
思えばここまでも長い道のりでした・・・家を建てたいと考えてから、
どこに住もうか考えて、土地を探して、工務店を訪ねて、お金や暮らしのことを
考えて、人生を考えて、プランや見積もりを片手に工務店と何度も打ち合わせをして・・・
今までのブログではあまり触れられていないですが、融資、住宅ローンについて
金融期間とも何度もやり取りをしたり・・・休日もたくさん費やして、色々な準備を
重ねてきたことと思います。
そんなさまざまに動いてきた「計画」がいよいよ着工=「実行」に移ります。
工務店とは工事契約、という形で一つの区切りを迎えます。
同じタイミングで、金融機関とは融資の実行が始まります。
そして何より、今まで主に設計士と進めてきた計画が、実際の工事に移っていきます。
まさに机上から現場へ。
現場が始まるときの大きな節目となるのが地鎮祭です。
地鎮祭とは土地の神様にご挨拶する儀式。
神様にささげる供物やお酒、竹などを用意して、
宮司さまに来てもらって祭事を取り仕切っていただき、同時にこれから始まる工事の無事や
お家の繁栄もお祈りします。
(準備はDEFもお手伝いします!)
詳しいことは、地鎮祭のブログをチェックしてみてくださいね。→”地鎮祭”
これから家を建て、そして暮らしていく土地で地鎮祭を迎えると、
いよいよなんだと現実味を帯びて、気持ちが引き締まってくる、と
お施主様のみなさんは言われます。
お家の無事を祈る場は毎回厳かな雰囲気で、そこに携わる私たちも身がひきしまります。
工事が始まるとその主役は、大工や左官などの職人さんに移ります。
ただ、職人さんたちが自由につくる訳ではなく、
そのスケジュールや、品質はどうか、図面どおりにできているか、
お家全体の管理をする「現場監督」がとても大切な役目を担います。
現場監督は、工事着工に合わせて、お施主様と設計スタッフが磨き上げた
図面をみて、実際の工事のさまざまな準備を行います。
職人さんとも何度も打合せをし、静かに、そして着実に準備を進めます。
工事が着工し現場が動き出すと、お施主様は、今まで設計スタッフとの
打合せが多かったところに現場監督が加わり、図面上では決め切れなかったところや、
図面ではこう決めたけど実際に現場を見ながら、など、
お家のさまざまなこと・・・例えば屋根や壁の色、床の樹種は何にする?、
窓の位置の最終確認やコンセント・照明の位置、などなど・・・を決める打合せを
月に1回程行いながら、工事と打ち合わせを重ね、長い日々をかけて家の完成に向けて
進んでいきます。
長い日々といいますと、新築であれば工期は約8ヶ月(!)かかります。
3ヶ月で建つのが当たり前になってきた今、なぜこんなに時間がかかるのか。
そこには、職人の技やDEFのこだわりがたくさんつまっています。
今後の「家づくり~家が形になるまで」は、そんなところを書いていく予定です。
お楽しみに~!
みなみん