yatsugatake
八ヶ岳の風~やさいのおすしお料理教室。
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
先日の土曜日、循環の家。
各地でマクロビお料理教室を開催されている、奥秋浩一先生
による、「やさいのおすし」お料理教室を行いました◎
「やさいのおすし」??
お寿司といったら、マグロやエビ、イカにカンパチ・・・
魚介を使わずして、
おすし=ハレの日、みんなが笑顔になるごちそう★になるの~?
と、私も最初は懐疑的だったのですが、一目みて、一口食べて、
その美しさと美味しさに魅了されてしまったのは、言うまでも
ございません。
その、やさいのおすしのシェフである奥秋さんが教えてくれる
お料理教室は、単なる寿司の作り方・・・・ではなく、
野菜という食材とのふれあい方、美味しさを引き出す魔法=
ちょこっとの一手間のこと、
心とからだを労わる食事。を教えて下さるものでした!
ナス=ネタの仕込み。切ったワタの部分はお味噌汁などへ
miさんとエリンギとの対話。
ほんのり初恋色の茗荷は梅酢漬け。
三分づき米、黒酢をベースにした寿司飯づくり。
四季のある日本で、季節に採れる新鮮な旬の野菜たち。
外国からたくさんのエネルギーを使って運んでこなくても、
米があり、野菜があり、もちろん魚や肉だって。
日本には、たくさんの自然の恵みがある。
それら食材の持ち味を生かすこと。
愛でること。
たくさんの調味料を使わなくても、素材の美味しさだけで、
みんなが笑顔になる、おいしい食事が作れる。
身土不二。
からだと土は、一つ。
その地で生きている私達が、同じようにその地で生きてきた食材
を食べることは、当たり前のこと。同じ土から生まれ、成長する
もの同士、相性がいいのは当然のこと。
そして健康のことだけではなく、近くのものを食す。
ということは、ありがとうの気持ちを育む。
ありがとうの気持ちは、必ず循環する。
歯を見れば、動物の食性(食物の種類や食べ方についての習性)
がわかるそうです。
人間の歯の構成からわかる、人間の食性は、
穀物:野菜:肉=5:2:1。
の割合で食べることだそうです。合わせて、腹八分目。
でも、今の人は、おかずを食べすぎていて、砂糖や塩分の
過剰摂取が現代病につながっているじゃないか、
と考えられているそう。
昨日、お友達の田んぼの稲刈りをお手伝いさせてもらいました。
そのお父さんが話していたこと↓
ここ50年くらいで日本人1人の1日当たりのお米消費量は、
茶わん5杯から3杯となっているそうです。
そして食料自給率も80%から40%に低下しています。
新米の季節。
食欲の秋。
まいにちの食を見直してみよう。
食材に感謝して、つくるひとも、たべるひとも、みんながえがお
になれることを願って、ちいさいことからはじめてみよう。
yosssy