kanto
群馬だより~関東モデルハウス「えんの家」 土かまどづくり~
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
はじめまして。
4月から関東営業所に中途で入社したキノです。
4月3日に開催した「日干しレンガ・土壁塗り体験」 で使った土と同じ「べと」を使い、土かまどづくりを開催しました。
天気予報は雨。しかし、丹精込めて作り、2週間かけて乾かした日干しレンガを雨に濡らすわけにはいきません。雨除けのタープテントを移動させていざスタートです。
【工程その1】
完成イメージを参考に、土台となる耐熱レンガの上に日干しレンガを仮置きします。
【工程その2】
レンガの一つひとつにべとを塗り、仮置きした場所に再配置。
すきまを埋めて…一段目が完成!
でも、雨が心配…。
【工程その3】
2段目を作る前に、1段目と2段目の間にべとを塗り、こんな感じに。
Oh、きれE(綺麗ー)!…←流してください。すべり芸というやつです。
と、ここで心配していた雨が!しかし、雨ニモ負ケズ。テントの下に小さくまとまり、団結力もアップ!
この工程を繰り返し、2段目が完成。
そして、昼食の間に雲間から太陽が!元気な左官屋さんがお日様を連れてきてくれました!
【工程その4】
同じように3段目と4段目ができたら、次は薪を入れる火口の上部をブリッジにします。このブリッジの土台にする部品が諸事情により準備できていなかったのですが(大汗)、ここは自画自賛したくなるくらいの機転の利いたスタッフの対応でした。薪用に転がっていた丸太を半分に割って代用です。
【工程その5】
ここからが大変でした。釜が入るとぶつかってしまう部分のレンガを切り取ってから、接着させます。
レンガ用のノコギリが思いのほか切れず重労働。子どもの力でも切れるって聞いていたのに…
網上の足場を使って、不要な部分をかつお節のごとく削り落としたり…。
でも、苦労のかいあって、こんなに綺麗にできました!
さらに、切り落とした端材を使って、煙突の周りはこんな具合に仕上げ。
【工程その6】
金づちで火口となる場所に入れてあった木材を抜き取ります。
トントン、スポっ!と木材が抜けると「おおおぉぉ!」と歓声が。
【工程その7】
最後に、左官屋さんと一緒に外側を全体的にならし、今回のイベントは閉幕。
気が付けば、夕方の時刻を知らせる音楽が流れてくるころに。
一日ご協力いただいた参加者の皆さまに感謝いたします。
また一つ、土と仲良くなれたかな?
火入れ式は、モデルハウス「えんの家」のプレオープン!
つまり、5月28日(土)を予定していますっ!!