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群馬だより~富岡で土かまどワークショップ~
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。群馬のさくらいです。
今日は、先日、富岡で行われた土壁の土を使った
ミニかまどワークショップのご報告を致しまーす。
このおかって市場さんは、富岡市の「中心市街地の活性化、生活基盤の整備、地産池消の推進」
をテーマに企画された総合食料品店です。
オーナーご夫妻がおかってにまつわる、手仕事の雑貨や調味料も扱うお店。
近所のおばぁさんおじいさんが、買い物をする場所がないと、
軽井沢で内装のお仕事をされていた高橋さんが、内装も担当してお店は誕生しました。
元は、お蚕さんで栄えた富岡市。
その養蚕工場を、改築してお店になっています。
ここでも、是非とも!ミニかまどづくりをと熱いリクエストを頂き、お邪魔させて頂きました。
現代版土壁の家の「夏涼しく 冬暖かい」のデータの展示や、
MacのモニターでDEFの紹介スライドショーを流したり、
土壁の素材も触れて頂きました。
家の写真を展示させて頂いたりしました。
土壁の家に住むオーナー兼スタッフの林さん。
今日もみんなに土壁の魅力やかまどづくりのレクチャーをしてくれました。
子供たちは、最初躊躇していたけど、大人が触ってみせると、
「キャー冷たい、ぐちゃぐちゃして気持ちがイイ~~♬」と
直ぐに夢中になります!
子供が素手で触っても勿論安全な、土。
当たり前のことだけど、それで家が出来るなんて、
子供でも心配ない素材なんだと分かりますね。
大人も、土練り。
「こんな体験なかなか出来ないね~」
夢中です!
そんなに土を盛ったら重いよ~~ついつい、大人も子供も張り切ってしまいます。
おっ形になってきたね~午前の部はここまで。お昼はご飯を火で炊いてみよう!
こちらのお兄ちゃんマッチをつけるのは初めての様子。
木を入れすぎて、酸素不足で一度消えそうになった火。
懸命にうちわを仰いだり、細い木を足したりして、
ぼわぁ~~~~!!!!と復活したときは、
大人も子供も一緒になって拍手と歓声!!!!
ご飯を炊くって、いつもならスイッチピッ。って簡単。
でも、こうやって炊くと、凄く楽しいし!美味しくなるから不思議。
大きなもみ殻かまどでも、ご飯を炊いて、
大人が言わなくても、子供は進んでお手伝いしたくてウズウズ。。。
大人はあー楽ちん。何もしなくていいんですから♪
こっちの子もお手伝い。
あれ、あっちも手伝ってくれる。ご飯の運び屋さん。
それではみんなでいっただっきまーす。
2歳の男の子が、4回もおかわりしてくれました。
ミニかまどで炊いたご飯にはオコゲが!
「オコゲってなぁに?食べても大丈夫!!??」
「オコゲは、火で炊かないと出来ないんだよ~一番おいしいんだから~」
「ママたべちゃおう~~」
「えー食べたい!」
なんて、微笑ましい会話が聞こえてきます。
そーいえば買ってきたものって、会話も少ないかも。。
美味しくて当たり前。買えば手に入る。
でもたまに、作ったご飯が家族の時間も作ってくれる。
実際はみんな忙しい毎日。働いて、食べて、寝て、毎日が慌ただしい。
私もそうです!夕食が9時なんて、けっこうありますよ~。
でもこんな時間を、、、、、少しでも忘れないようにしたいな。
特別なおかずがなくても大満足~~~
午後は、最後の仕上げに取り組んで、
最後は笑顔の記念写真。ここから2週間くらいお預かりして、
乾いたら完成です。
完成した参加者の方の感想も、
「子供時代ぶりに泥をさわりました~楽しかった~」なんて大人の声も。
昔からある木と土で家を作る私たちDEF。
商売は工務店だけど、「食べること、豊かな暮らし方、安心して日々を生きる喜び」を
これからも伝えていきたい。
土でつくるミニかまどワークショップには、本当に沢山のメッセージが詰まっています。
これからも、家づくりと共に、発信して行きたいと思います。
ご参加の皆様、ありがとうございました~~
★なお★