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家を建てる木材はどこから?
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
こんにちは。関東営業所・営業企画課 ひろりんです。
9月に入ってから小学生が通学し始めると、なんだか夏が終わりに近づいたな~。と夏休みが終わってしまった後のような気持になるのはなぜでしょう。
めっきり秋になってきましたと言いたいところですが、まだまだ暑さも続きそうですね。
【最近の群馬びっくり】
先日気になっていた上毛電気鉄道に初乗車しました。中央前橋から西桐生まで出ている路線。Suicaが使えないらしく切符での乗車。なんと!改札パンチでした!
あの駅員さんが、カチカチやっているあの切符切るやつです。これ調べたら切り口の形も色々違うんですね。どうやら、マイ自転車も乗車できるらしいです。
今度はマイ自転車と一緒に桐生散策でもしようかな。
【初めて奮闘記~木材はどこからくるの?~】
初めてモデルハウス「循環の家」に訪れた時、「木の香りがいい匂いだなー。こんな家に住みたい!」と心の底から感じました。杉の香りなのか、檜の香りなのか、その時は分かりもしませんでしたが、今は分かる!(と思う)木の種類については次回のブログで書こうかなと思っています。
循環する家づくりをしている当社では、トレーサビリティのしっかりとしている国産の木材を使っています。宮城県栗原市にある「KURIMOKU」さん。私達の家づくりに欠かせないパートナーさんです。https://www.kurikomakunen.jp/
家づくりが始まると、オーナー様と一緒にお家の柱伐採ツアー(大黒柱切りにいくぞ~!体験)が出来ます。私も研修期間に行ってまいりました。
伐採に適した杉を事前に選んであり、その中から大黒柱となる木を選んでいただきます。これは真剣になりますよね。自分の家の柱になるんです。森の中は神聖な雰囲気に包まれていて、これから倒させて頂きます!と祈願してから手ほどきを受けて伐採していきます。
木の倒れる方向を見極め、受け口を決めて、さらに追い口を切り、そこに杭を入れてハンマーで打ちます。(専門用語で難しい)木の倒れる方向を定めて木に切り込みを入れ、倒れやすくする手順があるということです。
自然に木が受け口の方に倒れ始めるのを感じたら離れて見守ります。簡単そうに見えるけど、伐採時の木はとても水分を含んでいるので重たいし、安全作業に気を配ることが必要なんです。「どーんっ」と木が倒れていく様は圧巻です。
木を切ったのちに、いくつかの工程を経て建築現場に運ばれてきます。
水を蓄えている木は、そのままでは使用できません。薬剤を使用せず、約60℃で10日間、端材を燃やして煙と熱で木材を処理し、さらに2.3か月天然乾燥している「KURIMOKU」さん。木の繊維質を破壊することなく木の持つ調湿効果も維持した状態で私達の元へ送り届けてくれます。燻煙処理された木材。出荷前に鉋で削り磨きをかけます。
◆森や山を育てることとはどういうことなのか?
と勉強するうちに、びっくりしたことがありました。それは、人の手で植えられた木は、人の手を加えて育てて行かなければいけないということでした。自然に森が出来ていると思っていた私。木が成長するためには、草を刈ったり、枝を払ったり、元気になる木を見極めて周りの木を切っていくことが必要だと。畑に似ていますね。
日本の国土の2/3が森林で、その内約4割が人工林。森は人工林を中心に毎年約6千万m3増加し昭和41年から50年間で約6倍に増加していると!!面積ベースで人工林の半分が50年生を超えて成熟して利用期を迎えている!!今が伐採どきってことですね。
(林野庁:森林・林業・木材産業の現状と課題資料による)
間伐すると何がいいの?
間引くことで、木の成長を促す→下層植生の繁茂→風雪害や病虫害に強い健全な森林に!
植林すると何がいいの?
若い木は光合成の能力も高い→CO2を沢山吸ってくれる→脱炭素!
木を伐採することが悪いことでもなく、人工林を計画的に整備することで環境保全になっていく。
アトリエデフの家づくりに使う日本木材は、循環する木を育てている。
ということになりませんか?
私はそう思っています☆(これ家づくりの営業?)
営業企画課ひろりん