kanto
群馬だより〜小井土製材所に行ってきました〜
- アトリエDEF
- 八ヶ岳営業所
ご無沙汰しておりました〜。
群馬県前橋市富士見町に建築中の関東モデルハウス、
密かに基礎工事が終盤をむかえて、
いよいよ棟上げが1月末に決まってきました!
そんなわけで、モデルハウスに使う材木を見に行ってきました。
群馬県の下仁田町にある
「小井土製材所」です!
関東モデルハウスの材木は、群馬県産材を使わせていただきます。
下仁田の山から切り出され、製材したあとに、
乾燥釜にいれて、出てきた木を製材中↓
乾燥により収縮やねじれがおこった材を、
修正挽きしています。
今日は俺がやる!と社長自ら修正挽き。
こちらは大黒柱になります。
1.5センチくらいの修正が必要だね!
よしよし!
じゃ俺がやる。とまたまた社長自ら。
製材が終わり出てきた梁。きれいな木肌。
「よかったー!内心、心配してドキドキだったよ〜」と小井戸社長。
ただ単純に火を焚いて乾燥させるのではなくて、
より良い材になるように色々と工夫してくれているそうで、
思惑通りの材が出てきた〜と社長も笑顔でした♩
木の割れやヒビが出にくい工夫や、
そもそも割れやヒビがどうゆうものなのか。
小井戸社長が詳しく教えてくれました◎
約20日間、釜に入れていた材を出して、
休ませているところ。
一番上の柱は、高崎のH様邸の大黒です!
その下にいる材はモデルハウス用。
高温乾燥の釜と中温乾燥の釜。
触って比べてみると確かに温度が違います。
高温乾燥釜は熱くてさわれません。
中温乾燥釜はホンワカあたたかいくらい。
デフの家で使う木材は、
高温で一気に乾燥させる方法ではなく、
なるべく木に負担をかけないように、ゆっくり乾燥させる方法にしています。
色を見て、匂いも嗅いでみな。
これが本当の桧の匂いだよ!と社長に言われて、
みーさん体験。
桧のいい香り。
ちょっとフルーティー。
建材として使えない部分は、チップになったり
畜産業に使用されます。
おがくずは、
きのこ栽培屋さんへ行って菌床に使われます。
樹皮やキノコ栽培に向かない桧の端材は、
乾燥釜の燃料になります。
灯油や電気は使わずに、マッチで火をつけて端材を燃料としています。
余すところなく工場内の廃棄物はほぼゼロ!
近所の小さな製材所の端材や、おがくずも引き受けています。
(じゃないと、ゴミとして廃棄物になるから)
山からの恵みである木を大事に、無駄なく使う。
社長の想いから実現された一連の流れが見事でした◎
高崎のT様邸の材木発見!
ここから直接大工さんの加工場へ運ばれて、刻まれます◎
地元の山を熟知して、切り出してくれるきこりさん。
日本の林業を盛り上げ、美しい山を次世代に残したいとご尽力下さる小井戸社長。
より良い材にして送り出してくれる製材所の方々。
受け取り、1本1本を見極め刻んでいく大工さん。
皆、木が好き。
色んな方々の仕事と気持ちで木の家ができることを、
肌で感じることができて、ありがたく、うれしい思いでいっぱいでした♩
そしてますます楽しみになりました。
製材所、わくわくしたー!
今度はデフのオーナー様やお客様、
皆で一緒に来たいなと思った関東広報チームでした!