tohokushin
家づくり、はじめのはじめの二十三歩(あと一ヶ月、そしてお金のこと)
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さてさて、現在工事中の我が家ですが、いよいよ今月引き渡しに
なります。
なんだか長かったようなあっという間だったような・・・
これはもうちょっと前の写真です。
今は内壁も塗り終わり、外壁も完了して・・・
だいぶできてきております。
(しかしなかなか現場に行けずに実はまだ見れていません(・o・) )
今は、工事の大詰めの決めごともありつつ、
融資の手続きを完了させるために登記の準備を始めたり、
増減の金額を確認して支払いの準備をしたり、
今後の生活費のバランスを考えて、
あ、引っ越しも準備しなきゃ、
いや、引っ越しにも借家出るのにもお金かかるな、
とかとか・・・要するにお金の話しでいっぱいになっております(;゚Д゚)
この辺り、すごくデリケートな話題なので
誤解のないようにお伝えしないといけないのですが、
やはり、もともと計画の段階で生活を確保しつつ、
返済可能な金額を設定していますが、
とはいえやっぱり・・・最後はえいや!と
やっぱり肚をくくってる部分はあります。
つまり、金銭に余裕がある訳ではないので、
正直ピリピリしてきます。
現場監督にあたったり、我ながら反省しつつも、
でもそうなって当然、という風に納得もした次第。
はっきりいって、決して安い金額ではありません。
今後の一生で稼げる金額のかなりの部分をつぎ込んで・・・
自分の人生を差し出して家を手に入れる感覚です。
ようやく、お施主様の気持ちを体の芯から理解できました。
「いい家をつくってくれてありがとう」
「住んでみてとてもほっとしています」
今までは、こういう言葉をかけていただき、うれしいなぁと
思っていました。
今は・・・これらの感想、言葉は、すごく大変な覚悟と思い、お金や
人生のことを考えた上で、その上でなお出てくる優しい言葉。
すごく重く、そして暖かい言葉。
今までのお施主様を思い浮かべて、本当にありがたいことだと
頭が下がりました。
それだけのお金を出して得る物はなにか?
単にいいもの、ではなく、営業や設計、現場監督、そして職人さんたち、
そういった関わった人たちの思い、手間、時間、に対して対価を
支払っているのだと感じました。
自分がそういうものづくりに大金を投じたこと、
その判断が間違っていなかったと思えるような、
誇りに思えるような家を期待しますし、スタッフ側に戻れば、
このような思いに応えなければいけない、と強く強く感じた次第です。
今までDEFで家を建てていただいた方、
これから建てる方、みなさんに改めて、
本当に本当にありがとうございます。
ハヤシ